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スレッド6: DVD/Audio のサンプル音源 ATOM1.0 RSS2.0 RSS1.0 FEEDアイコン
No.0: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました      レスする ←引用して返信
日時: 2009/12/23 08:53
名前: スガラボット◆60qPJWJ4hA ID:xYiuZJV6 メールを送信する
参照: http://vmorita.com/bbs/audio/forum.shtml

オーディオ Forum ファンの皆さん、こんにちは。スガラボットです。

ご無沙汰しておりましたが、最近知人の紹介でお近づきになった、 「無職人生(真空管オーディオ、自作、酒、安曇野)」というブログを主宰しておられる 穂高 有明 さんに僕が録音した DVD/Audio の試聴をお願いしたのをきっかけに議論が盛り上がり、穂高さんのブログでも感想を書いて頂けるとのこと。それで、皆さんにもこの議論に参加して頂いて少しデジタルオーディオの話題などが盛り上がるといいなということで、穂高さんに試聴頂いた音源のさわりの一曲をこの掲示板にもアップしたので、皆さんからもご感想頂ければと思います。 ただあまりこの音源サンプルに手垢がついてさらし者になってしまうと僕も困るので、まずはお正月明けまで期間限定でダウンロード可能にしておきたいと思います。

アップした曲はエルガー作曲 「愛の挨拶」 作品12 でバイオリンとピアノのためのショートピースです。 演奏者はバイオリンが守田千惠子さん (才能教育研究会バイオリン指導者)、ピアノが岡本ひとみさん (東京音大ピアノ科講師) です。 収録日は2009年12月20日、場所は岡本氏宅のレッスン室です。

録音環境は、マイク AKG C-414XLS/ST をバイオリンから約1mの距離に ORTF でセット。 マイク・プリアンプが PRESONUS の BlueTube DP で真空管と半導体のデュアルパスVRを約10時の位置にセット。 マイクプリからの出力をオーディオ・インタフェース MOTU/Traveler の CH5-6 に-10dB で入力し、録音モードは 24bit/96kHz。 MOTU/Traveler のクロックは外部の WordClock In で、ここにマスタークロックジェネレータとしてインフラノイズの CCG-525を使用し、自作のルビジウム発信器からの 10MHz を外部クロックとして入力しています。録音・編集ソフトは Samplitude Classic V8.31。 PC は DELL のノート XPS M1210 (Core2duo 1.66MHz + 4GBメモリ) という構成です。

演奏者はどちらも教育者でプロの演奏家ではありませんが、使用楽器はプレッセンダとスタインウェイでどちらも名器です。この録音は公開での演奏ではなく、自宅での練習風景ですが楽しい雰囲気は十分出ているのではないでしょうか。

PC 環境で 24/96 が出来る方は、WAV 形式のファイルで、また DVD/Audio プレーヤをご使用のときは AUDIO_TS.zip を解凍して DVD に焼いてご利用下さい。

それでは、皆さまからのご感想などをお待ちしています。

*ご注意) ここにアップした AUDIO_TS ファイルは iso 形式ではないため、そのまま PC で DVD に書き込んでも DVD/Audio プレーヤでは再生できないものが多いと思います。 iso 形式のファイルを作成できるソフトを現在調査中ですのでしばらくお待ち下さい。なお、フリーソフトで DVD/Audio 用の iso ファイルを作成できるものをご存知の方がおられましたら、ご紹介頂けると有り難いです。では。

1. 愛の挨拶 WAV 形式 (約84.6MB)

Elgar_Salut_d_amour.wav
2. 愛の挨拶 AUDIO_TS の圧縮ファイル (約80MB)

AUDIO_TS.zip
No.1: Re: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました      レスする ←引用して返信
日時: 2009/12/23 11:30
名前: kunitan ID:tqkb8Z66

WAVはうまくダウンロードできました(^-^)/ 96/24環境で素晴らしい音ですね。でもDVD用ファイルはうまくDVDで再生出来ません(>_<)ファイナライズとかどこかやり方が間違ってるかも(T_T)
No.2: Re: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました      レスする ←引用して返信
日時: 2010/01/06 11:41
名前: スガラボット◆60qPJWJ4hA ID:YDJdmMkY メールを送信する
参照: http://vmorita.com/bbs/audio/forum.shtml

スガラボットの Audio Patio ファンの皆さん、こんにちは。

SDRAM_DAI 等を配布しておられる ElectroArt の田力さんに親スレッドの WAVファイルを紹介したところ、これは業務用の BWF というフォーマットのため、普通の民生用再生装置では再生できないとのご報告を頂いたため、Audacity というフリーそうとで一旦元のファイルを読み込んだ後、WAV形式で再度書き出した WAV ファイルをここでアップします。

確かに、元のファイルを録音したときに使用したソフトは Samplitude V8.31 というもので、これは同時に収録したVideoデータなどと同期をとるための SMTPE タイムスタンプが記録されているため、普通の WAV ファイル とは少し異なったフォーマットになっているのでしょうか。ただこのファイルは Microsoft の MediaPlayer などの PC ソフトでは普通に再生できるので、問題ないのかなと思っておりました。

僕の環境では元のファイルと再度書き出したファイルの違いがよく分からないのですが、このファイルで普通に再生できるか試して頂けませんか? → 田力さん

よろしくお願いします。
1. 民生用WAVファイル (約84.6MB)

Elgar_Salut_d_amour1.wav
No.3: Re: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました      レスする ←引用して返信
日時: 2010/02/27 14:29
名前: カフェデTakeFive ID:AprfBAPM

スガラボットさん、kunitanさん
初めまして。「カフェデTakeFive」と申します。
24bit/96kHz.WAVサウンドの公開有り難うございました。
やっと、最近になって納得のいく24bit/96kHz.WAVサウンドが再生できる環境が整い、
改めてお二人の演奏を楽しんでいます。
記録状態もいいですが、演奏されているお二人の息もぴったりでなかなか楽しめる良い演奏だと感じました。
快く快諾戴いた演奏者バイオリン 守田千惠子さん、ピアノ 岡本ひとみさんのお二人にも宜しくお伝え下さい。
使用楽器はプレッセンダとスタインウェイでどちらも名器との事ですが、楽器の良さも伝わる演奏だと思います。
これから折に触れて大切に聴かせて戴きます。
それでは私の24bit/96kHz.WAVサウンド再生環境の変遷をお知らせします。

1.ONKYOのUSB DIGITAL AUDIO PROCESSOR SE-U33GX+
当初、私の場合、ONKYOのUSB DIGITAL AUDIO PROCESSOR SE-U33GX+だけ
 (デジタル出力なし、アナログ出力のみ)が24bit/96kHz.WAVサウンド再生の頼りでした。
 これはこれで楽しめるのですが、折角 DAコンバーターを持っていますので、
 出来ればステレオ装置にアナログ接続でなく、デジタル接続で信号を入れたいとの思いが湧いてきました。

2.ONKYOのDIGITAL MEDIA TRANSPORT HD-S1
 kunitanさんの記事にも触発されて、この際iPodオヤジになろうと決意し、
 新たにONKYOのDIGITAL MEDIA TRANSPORT HD-S1を購入しました。
 CDを無圧縮16Bit 44.1KHz.WAVでリッピングして今も結構大いに楽しんでいます。
 この機器では光と同軸のデジタル出力のみの対応となりました。
 音質は大変良いのですが、このデジタル出力は16Bit/48kHzまでしか対応しておらず、
 CPに取り込んだ24Bit/94kHz.WAV再生は何と44.1KHzにダウンコンバートされてしまいます。
 これが唯一の不満でした。
 また、再生できるプレーヤーはiTunesかQuick Time Playerでのみ可能で、
 それもきっちりと24Bit/94kHz.WAVのデジタル出力がされているかどうかは疑問でした。
 逆に24Bit/94kHz.wma HDサウンドの場合Windows Media Playerでないと再生しません。

3.M2TECH hiFace
 そんな打開策として、MJ3月号にM2TECH hiFaceの紹介記事が掲載されました。 
 USB3.0規格のパソコンが出始めた矢先でもあり、USBデジタルオーディオの将来が予測しにくい中、
 USB2.0接続であっても24Bit/192kHz対応のUSB-DDC USBオーディオコンバーターM2TECH hiFaceの出現、
 これは凄い事になったと直感して早速購入しました。
 今の手持ちのUSB2.0搭載のXPパソコンでも使えるのが何と云っても魅力です。
 この小さなUSB-DDCで手持ちのD/Aコンバーターに直接24Bit/94kHzのデジタル信号を入力出来る訳ですから、
 これからは積極的に24Bit/94kHz HDサウンド等の導入を計画しようと思います。
 さてM2TECH hiFace購入と同時にプレーヤーはfoobar2000を導入しました。
 それは24Bit/94kHz.WAVサウンドを再生するためにはfoobar2000が最適だったからです。
 私の場合、他のプレーヤーでは残念ながらうまく24Bit/94kHz.WAVサウンド(4608kbps)を再生できませんでした。
 逆に24Bit/94kHz.wma HDサウンドはWindows Media Playerでないと再生しません。
 24Bit/94kHzサウンドに関してはこの二つのプレーヤーを使い分け、
 CDからリッピングした無圧縮44.1KHz.WAVはiTunesをメインにその時々で好きなプレーヤーを使う予定です。
 foobar2000をうまく使いこなせれば、
 24Bit/94kHz.wma HDサウンド再生もiTunesとの連携もうまくいくようですが、まだこれらは現在確認中です。
 肝心のM2TECH hiFaceの音質ですが、
 CDからリッピングした無圧縮44.1KHz.WAVを中心に視聴しました。
 M2TECH hiFaceは音がナチュラルかつ全帯域フラットで聴き疲れせず、
 透明度の高い清澄な音質と云う印象でした。
 特にボーカルは圧巻でしっとりと聴かせてくれます。
 楽器と混濁することなく声のリアル感がなかなか好印象でした。
 勿論、ご提供戴いたお二人の演奏は更に申し分ない音質へと変貌を遂げております。
私の環境では修正前のデータでも修正後のデータでもとちらも問題なく再生します。
 HD-S1のようにUSB別電源を用意したら、音質は更に向上するのではないかと思います。
 次期モデルとして電源切替SW付きモデルで外部アナログ電源ユニットが併売される事を私は強く期待したいです。
 このUSB-DDC USBオーディオコンバーターM2TECH hiFaceは
 間違いなく新しいUSBデジタルオーディオ時代の到来を告げる画期的な新製品だと私は思います。
 但し、若干の使いこなし術と妥協は必要みたいです。
 安定動作のためにはM2TECH hiFaceを最初からPCに接続した後、PCの電源を立ち上げる事をお勧めします。
 また、DAコンバーターによってはサンプリング周波数表示が正規の信号と異なった状態になることがあります。
 私の所有しているD/Aコンバーター(SV-192S)では、
 そんな場合D/AコンバーターのINPUTセレクターを切り替え再度戻すと
 正規の信号サンプリング周波数表示に復帰します。
 D/Aコンバーター側の要因もあるのかどうか、理由はよく分かりません。
 電源立ち上げ当初やサンプリング周波数の異なるソフトを続けて再生する場合などは注意が必要です。
 また、CDからリッピングした無圧縮44.1KHz.WAV再生では
 D/Aコンバーター側は何故か48kHzサンプリング周波数表示をしたままです。
 INPUTセレクターを切り替えても、プレーヤーを変更しても44.1KHz表示になる事はありませんでした。
 実害はないので無視していますが、理由は今のところ不明です。
 いずれにしてこれでやっと私も納得出来る24bit/96kHz.WAVサウンド再生環境性能が構築できたと思います。
 M2TECH hiFaceに辿り着いて性能・音質については申し分なく満足しております。
 一度、良ければM2TECH hiFaceをお試し下さい。
 
 もし可能であれば引き続き、素晴らしい演奏のご提供開示戴ければ幸いです。
 まずは御礼方々、私のシステム変遷をお知らせしました。
 駄文にて失礼しました。
No.4: Re: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました      レスする ←引用して返信
日時: 2010/03/01 18:50
名前: ひろ ID:0jPDIqB.

スガラボット様、はじめまして。
24bit/96kHz音源の公開ありがとうございます。
近くで聞いてるような感じで楽しめました。

DVD-Audioの作成ですが、自分はdvda-authorとCDRToolsを使って iso にしてます。
ttp://pizza3.jugem.jp/?eid=148  こちらの方が詳しく説明されてます。

DVD-Audioは絶滅しちゃった感じですが、もっと前にこんなDVD-Audio作成ソフトや、映像回路のない音楽専用DVD-Audioプレーヤーがあったら、売れたんじゃないかなって思います。
No.5: M2TECH hiFace について   [No.3への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/03/02 11:48
名前: スガラボット◆60qPJWJ4hA ID:MWw2QeUc メールを送信する
参照: http://vmorita.com/bbs/audio/forum.shtml

カフェデTakeFive さん、こんにちは。 スガラボットです。 ようこそ Audio Patio においで下さいました。

随分詳しくカフェデTakeFive さんの環境をご紹介頂いて有り難うございます。

> やっと、最近になって納得のいく24bit/96kHz.WAVサウンドが再生できる環境が整い、
> 改めてお二人の演奏を楽しんでいます。
> 記録状態もいいですが、演奏されているお二人の息もぴったりでなかなか楽しめる良い演奏だと感じました。
楽しんで頂いているようで何よりです。僕も音源をアップした甲斐があるというものです。

> 快く快諾戴いた演奏者バイオリン 守田千惠子さん、ピアノ 岡本ひとみさんのお二人にも宜しくお伝え下さい。
お言葉は有り難いのですが、バイオリンは僕のカミさんで実はネットに公開していることは内緒なんです…。 あまり拡がるようだと降ろさなければならなくなるので。

> 3.M2TECH hiFace
>  そんな打開策として、MJ3月号にM2TECH hiFaceの紹介記事が掲載されました。 
僕はMJに紹介される前にこの1月、僕もよく利用させて頂いている 「クラシック録音Q&A」H2TECH HiFaceについて というスレッドで知り購入したのですが、そこにも投稿したように僕の金田式No.196DAC ElectrArt さんの SDRAM_DAI 改造版では、HiFace からの出力にクロック速度が合わず未だに使用できていません。 これはリンクされている記事の一番最後にあるように HiFace からの出力信号が 2006年の S/PDIF の最新規格に準拠していないためのようです。 M2TECH のサポートにメールを出して確認したのですが、バージョンアップ要望のリストには入れておくという返事でいつのことになるのやら…。改造 DAC を金田式のオリジナルに戻すか、ElectrArt さんの改造版でも手動設定スイッチを増設すれば OK だと思いますがまだ手付かずの状態です。

HiFace を待たず、同じ Eletctart さんの USB Audio 基板 を利用しようと思っていますが、エレアトさんのホームページでの頒布は月に一回ほどアナウンスされる基板リリース記事が記載されるとわずか数時間ほどで売り切れになってしまうので中々タイミングが合わないで発注できていません。

このエレアトさんの USB Audio 基板は Windows の OS から USB に転送するのに 通常オーディオで使用される アイソクロナスモードではなくバルクモードで転送されるため、SDRAM_DAI の場合と同じように基本的に PLL によるジッタフリーが保証されるスグレものです。 多分 HiFace も同様に 44.1kHz/96kHz などのクロックは PLL ではなく、クロック直接発振だと思いますのでこれが一つ音がよいと言われる原因ではないかと思っています。

PLL ジッタフリーはデジタルオーディオにとって重要な品質向上要素だと思います。 この意味で本質的にこれが実現できる PC オーディオは 通常の DISC プレーヤに比べてこれから益々発展していくのではないでしょうか。

No.6: Re: M2TECH hiFace について   [No.5への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/03/05 20:47
名前: カフェデTakeFive ID:MF5sBsDo

スガラボットさん
詳しい解説を有り難うございました。
24bit/96kHz.WAVサウンドの公開事情が飲み込めました。
これ以上の公開は望みません。
名バイオリニストの旦那様とは知りませんでした。
生演奏を身近で聴ける環境が私にはとても羨ましく思います。
Eletctart さんの USB Audio 基板 を利用して、
お持ちの金田式No.196DAC (ElectrArt さんの SDRAM_DAI 改造版)に対応される計画がうまくいけばいいですね。
私もEletctart さんの USB Audio 基板紹介記事を早速拝見しました。
DSDも含めて記録再生まで行えて、しかも安価なのにはびっくりしました。
販売開始当日僅か数時間で売り切れるのも納得です。
ただ、私には組立済基板とは云え、技術的なハードルが高すぎて当面は見合わせる事とします。
ご紹介戴いた事は嬉しく思っていますし、更に夢が拡がりとても参考になりました。

さて、前回私のシステム変遷をお知らせしましたが、
M2TECH hiFaceがオールマイティーで優れている事は確かですが、
音質面から云えば、明らかにONKYOのDIGITAL MEDIA TRANSPORT HD-S1の方が私は上だと思います。
正確には音源には最近増えてきたSHM-CDを用い、
またHD-S1の電源ユニットにはAY電子のND-S1(オンキョー)専用電源“アナログ電源”を使用します。
電源ユニットを同梱のONKYO SW電源からAY電子製に交換しただけでも数段しベルアップしました。
何と表現したらいいのか芳醇なサウンドでアナログ的になったとでも言いましょうか。
何時までも音楽を聴き続けたい思いにさせてくれます。
それとSHM-CDは確かに音が抜きん出ており、往年の名盤をSHM-CDで無圧縮16Bit/44.1KHz.WAVでリッピングして聴き直しています。
従来のCD音源にもやり残した事がまだまだ多くあるのではないか、そんな気がします。
今の私「iPodオヤジ」にはこれで充分だとさえ思えてきます。
実はHD-S1では3種類の音が楽しめます。
16Bit/44.1KHz.WAVの場合ですと、
1.PCレスでiPod再生+HD-S1出力(48KHzサンプリング)
 これが一番いい音がします。抜きん出ています。
 44.1KHzを48KHzにアップサンプリングしてしまう事に対して異論もあるようですが、出てくる音が全てです。
2.PCでiTunes再生+音楽データはHD-S1を介しiPodより取り込む。HD-S1出力(44.1KHzサンプリング)
 iTunes側のオプションでiPodとの同期を外し、「音楽とビデオを手動で管理」にした場合にのみ選択できます。
 3.よりアナログ的で私は3.よりは気に入っています。
3.PCでiTunes再生+音楽データはPC内部iTunesより取り込む。HD-S1出力(44.1KHzサンプリング) 
 これら皆、音が違います。勿論iPodの音質コントロールはフラットでの比較です。
 私も信じられず、1KHzテスト信号を記録してレベル比較もしましたが結果は皆同じです。
 でも、何故か音はトンコントロールが効いているかの様に皆違って聴こえます。

ONKYOのUSB DIGITAL AUDIO PROCESSOR SE-U33GX+はD/Aコンバーター内蔵でC/P抜群ですし、
M2TECH hiFaceはオールマイティーで概ね全てに優れているのですが、
もし、この2機種も外部電源対応になれば音質評価は更に変わってくるのではないかと私は思います。
個人的にも電源部だけであれば「自分だけの音」にも挑戦しやすくなりますし、そんな商品展開を期待したいです。
今はその時々の気分とソフトの内容で好きなシステムに変えて音楽を聴き楽しんでいます。

>PLL ジッタフリーはデジタルオーディオにとって重要な品質向上要素だと思います。
>この意味で本質的にこれが実現できる PC オーディオは 通常の DISC プレーヤに比べてこれから益々発展していくのではないでしょうか。

USBオーディオが今後のどのような進歩を遂げるのか、
iPodがその中でどう変化していくかは自称「iPodオヤジ」には大変興味があります。
少なくとも、ご指摘のようにDISC プレーヤに頼る時代は去るのかも知れませんね。

また、Eletctart さんの USB Audio 基板の事、導入経過等お知らせ下さい。
楽しみにしています。

No.7: Re^2: M2TECH hiFace について   [No.6への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/04/04 19:12
名前: カフェデTakeFive ID:QzveqZGA

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

先般、M2TECH hiFace + foobar2000で24Bit/94kHz.WAVサウンドを再生し、
直接そのデジタル出力をD/Aコンバーター(SV-192S)に入れて楽しむ環境が整った報告をさせて戴きました。
その後、更に幾らかの変遷がありましたので御報告します。
1.音楽プレーヤーSound Player Lilith の追加とカーネルストリーミングモード再生の導入
 Sound Player Lilithは国産音楽ソフトとして音も良く評判のソフトです。
 本サイトからのダウンロードはウィルスバスターが警告を発するので断念し、別サイトでVer0.991をダウンロードした後に
 ソフトの設定-その他-オンラインアップデートでVer0.992Test Releaceに上げました。
 音の良いカーネルストリーミングモード再生に必要なソフトとしては、foobar2000導入の際、「foo_out_ks.dll」も併せてインストールしました。
 カーネルストリーミングモード再生のfoobar2000,Sound Player Lilithは申し分なく、WMP,iTunesとは格の違いを感じてしまいます。
参考までに私のパソコンでの環境設定です。
 
 (1)Sound Player Lilithのサウンド出力設定
  再生バッファーサイズ(ms): 500ms(下げれば音が良くなるがエラーが出やすいのでここで妥協)
  出力デバイス:       DirectSound HIFACE Kernel Streaming
出力ビット深度:      必ず32Bit(float) 別の所を選択すると24Bitが全て16Bit再生されます。
  出力ビット深度の件は作者の説明で納得しました。どちらかに該当しているのでしょう。
  ただ、私のパソコンはXP_SP2なので腑に落ちない部分もありますが。
------------------------------------------------------------------------------------------
 <Sound Player Lilith 作者の取説より抜粋>
  ※ 24bit以上を選択するには、お使いの環境(OS・ドライバ・ハードウェア等)が指定のビット深度に対応している必要があります。
  例えば、Windows95~WindowsMeに多いVxDドライバはDirectSound経由での24bit以上の再生ができないため、16bit以下しか選択できません。

  ※ Windows2000(SPなし、SP1、SP2)ではミキサーのバグにより、24bit(int)ないし32bit(int)で再生しても16bitに落とされてしまうようです。
  この場合、32bit(float)を選択することで24bit(int)に近い精度での再生が可能になります。
  SP3以降とWindowsXPではこの不具合が解消されています。
  マイクロソフト サポート技術情報 - JP308883 Kmixer が 24 ビットまたは 32 ビットのオーディオの上位 16 ビットのみを再生する
--------------------------------------------------------------------------------------------
(2)foobar2000のサウンド出力設定
  Buffer Length: 500ms(下げれば音が良くなるがエラーが出やすいのでここで妥協)
  Output Device:      KS HIFACE Kernel Streaming
Output data format:   32Bit

 foobar2000,Sound Player Lilith共にカーネルストリーミングモード再生での音の良さが冴え渡ります。
 残念ながら、WMP,iTunesを聴く機会が激減しました。
 個人的には音色が優しく潤いのあるSound Player Lilithを使用する機会が増えました。
 音量を上げてもうるさくなく、倍音と余韻をうまく再生してくれる真空管アンプのようなサウンドのイメージがあります。
 公開戴いた音源でバイオリンの音色を聴くとその辺りの違いが良く解ります。
そんな訳で現在は24Bit/94kHz.WAVサウンドの再生はM2TECH hiFace +この二つの音楽プレーヤーを使い分けています。

 ただCDからリッピングした16Bit/44.1kHz.WAVサウンドの場合は、
 ONKYOのDIGITAL MEDIA TRANSPORT HD-S1+AY電子ND-S1(オンキョー)専用アナログ電源で楽しんでいます。
 やはり、この組合せの音が一番良くまた楽しめます。
 D/Aコンバーター(SV-192S)にはUSB入力もありますが、何故かHD-S1を経由した方が音が良いのです。
 音質向上を目指してASIO4ALLをインストールしてからは、
 Sound Player Lilithは出力デバイスが「ASIO(Projects9k)」 「ASIO4ALL v2」が選択でき更に音質がアップしました。
 ベースたっぷりのJazzが楽しめますし、クラシックも格調高いサウンドが楽しめます。
 ブルーノート US THREE ではジョージ・タッカーのベースの凄さが伝わるサウンドが堪能できます。
 このHD-S1を経由すると俄然ベースが冴え渡り、「ジャズはやっぱりベースが命じゃないかな。」と再認識させてくれます。
残念ながら、私の場合foobar2000ではASIO4ALL設定はできませんでした。

2.有料ソフトの24Bit/94kHz.wmaサウンド、24Bit/94kHz.WAVサウンド24Bit/192kHz.WAVサウンドの購入と聴き比べ
  
 (1)ONKYO 24Bit/94kHz.wmaサウンド
今、一番知られている高音質音源だと思います。ボーカルとしてイルカの「なごり雪」ケイマルのトランペット曲を入手しました。
   著作権保護技術(DRM)が組み込まれているため、ダウンロードを行ったパソコン以外での再生はできませんから、
   パソコンを買い換えたらそのデータは使えません。1回だけCDに落とすことは出来ましたが、当然グレードも落ちます。
一番困ったのはWMP以外の上記の音の良い音楽プレーヤーも使用制限がかかります。ここまで制限を受けるとは予想外でした。
   WMPで再生する24Bit/94kHz.wmaサウンドも魅力的でしたが、残念ながら積極的に導入する気持ちになれませんでした。

 (2)KRIPTON HQM 高品位音楽データ(DVD-ROMパッケージ版)24bit/96kHz,24bit/192kHz.WAV
FLACでのインターネット配信もありますが、無圧縮のWAV音源はパーケージで販売されています。
   クラシック中心でまだ品揃えも少ないですが、何の制限もなく音楽を楽しめました。申し分ありません。
   ハイドンを中心に3枚購入しましたが、どれも高音質でのびのびした音楽を堪能できました。 
   DAコンバーターのフルスペック24bit/192kHzが再生出来た時は年甲斐もなく感動しました。
   どうせ高音質音源に取り組むのであれば、無圧縮のWAV音源に拘りたいと思った次第です。
   インターネットで試聴も出来ますから、じっくり判断して購入すれば良いと思います。

 その他、購入はしていないですが、
 (3)赤坂工芸音研 スペシャルマスターシリーズ 24bit/96kHz CD-R盤 
  音はマスターから一枚一枚直接CD-R盤に書き込むそうで相当音は良さそうです。価格も相応にいいです。
 (4)Linn Records    
高音質音源の配信を手広く手掛けています。カード決済になりそうです。
  24bit/192kHz音源まで配信してくれますが、WAVではなくFLACかWMAでの配信しか見当たりませんでした。
  個人的には折角の高音質音源なので、無圧縮wavでの配信を期待したいです。

24Bit/94kHz.WAV音源を公開して戴いたお陰で、私のUSBオーディオ環境を 色々と模索し、やっと自分なりに納得出来る環境が整いました。
今回そんなチャレンジする機会を与えて戴いたスガラボットさんには心より御礼申し上げます。
今後、私はKRIPTON HQM 高品位音楽データの購入継続と赤坂工芸音研 スペシャルマスターシリーズの購入と
高音質CDからのリッピングで音楽ソフトの充実を図りながら、
USB3.0対応の機器(D/Aコンバーター,AVアンプ,ノートパソコンなど)が充実するのを待つつもりです。
USBオーディオやD/Aコンバーターの場合、ジッターレス伝送も当然重要ですが、
MJ4月号には新しい試みとして、フェーズテックのD/AコンバーターHD-7Aが紹介され、ジッターレス伝送以外に
k2プロセッサー搭載で16ビットデータをアップサンプリングしてCD音源の帯域拡張とビット拡張が可能な技術が紹介されています。
16Bit/44,1khzに閉じ込められたCD音源を擬似的とはなるかも知れませんが、帯域拡張とビット拡張して再生するサウンドには興味が湧きます。
今後はこれらの技術追求も加速するではないかと思いますし、楽しみにしています。
またまた、駄文・長文となりました。
以上で私のファイナルレスとします。有り難うございました。


No.8: Re^3: M2TECH hiFace について   [No.7への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/04/06 12:27
名前: スガラボット◆60qPJWJ4hA ID:YDJdmMkY メールを送信する
参照: http://vmorita.com/bbs/audio/forum.shtml

カフェデTakeFiveさん、USBオーディオに関心のある皆さま、

カフェデTakeFiveさんから、iPod/iTune、オンキョーのND-S1(カフェデさんはHD-S1と書かれていますが間違いですよね?)、PCのプレーヤソフト、Audio出力のドライバの差などについて随分詳しいレポートを頂きました。有り難うございます。

>  カーネルストリーミングモード再生のfoobar2000,Sound Player Lilithは申し分なく、WMP,iTunesとは格の違いを感じてしまいます。

Windows附属のAudioドライバはPC画面で音量調節が出来るようになっています。ということはCPUがWAVファイルのデータを操作している訳で、これは即ち原音再生ではないということですね。 そこでプロ用オーディオ機器などではCPUが勝手にAudioデータの中身を操作しないASIOドライバが好んで用いられるようになりました。 カーネルストリーミングモードというのもこれと同じような発想だと思います。

この様にドライバを変えれば当然音は変わります。ただカフェデさんの前の発言でHSM-CDの音質の話しが出てきましたが、リッピングしてPCにデータとして取り込んでから再生する場合は、読み込み時のデータエラーが起きていない限り通常のCDをリッピングするのと理論的には違いはありませんね。CDプレーヤで再生する場合は、SHM-CDだと光ピックアップの読み込み精度が上がるため再生クロックのジッタ低減、エラー訂正やサーボ系制御に要する電流変化に起因する雑音低減等の効果によって音質向上は確かに期待出来ますけれど…。 これは以前リッピングした音楽データをCD-Rに焼くとき、CDプレーヤで再生するとどのブランドCD-Rが音がいいか議論されたのに通じる話ですね。

今のところ僕のM2TECH hiFace + ElectrArt製SDRAM_DAI + 金田式改造DACでは、24/96等のWAVファイルが再生できないので、先月やっとElectrArt さんの USB Audio基板を購入しました。実はこれでなくても以前使っていたEdirol の UR-80(2496対応録音再生用ミキサ) というオーディオ・インタフェースを引っ張り出してくれば、S/PDIFに2496データを出力できるので 僕の金田式改造DACでも再生は出来ていたのです。UR-80にはASIOドライバが使えましたから、今回のエレアトさんによるUSB Audioのバルクモードによる専用ドライバと遜色ない再生が出来ます。でもよりコンパクトに使えるのとDSDによる録音モードが魅力です。まだ、このADCに僕のマイクを接続するインタフェースは製作していませんが、この装置によって新しく拡がる DSD/2,8MHz-5.6MHz の音が、PCM24bit/96-192kHzの音とどう違うか楽しみです。

DSD による SACD が最近静かに浸透してきて、DVD/Audio フォーマットの PCM は完全に消失状態ですが、実はアマチュアが扱える DSD は録音機では KORG の MR-1/MR-1000 がありますが、編集ソフトなどは皆無に近いのです。それで殆どの場合、せっかく DSD で録音しても PCM の 24bit/88.1kHz-176.2kHz に変換して編集されることが多いようですね。この辺を含めて、進展があったらまた報告させて頂きます。

No.9: Re^4: M2TECH hiFace について   [No.8への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/04/09 14:20
名前: スガラボット ID:PZf1ElmM メールを送信する
参照: http://vmorita.com/bbs/audio/forum.shtml

M2TECH hiFace + ElectrArt製SDRAM_DAI + 金田式改造DAC で 24bit/96kHz のソースが聞けないと言うことでこの構成は暫くお蔵入りになっていたのですが、それでは 16bit/44.1kHz の CD ソースと同じソースなら速度変換が必要ないので大丈夫なのではと改めて思い直したのです。それで、今日 HiFace を使ったの以上の構成と ElectrAtr の USB AUDIO + ElectrArt製SDRAM_DAI + 金田式改造DAC で 16/44.1 のソースを比較試聴してみました。

エレアトさんの USB AUDIO は エレアト特性ドライバ (バルク・ストリーミングモード) + エレアトさん特性プレーヤ (PlayAudio.exe)、M2TECH HiFace はお勧め通り カーネルストリーミングモードのドライバ + foobar プレーヤです。

この構成では、どちらの USB インタフェースを用いてもクロックはどちらも PLL 無しのジッタフリー水晶発振 (最終的にはElectrArt製SDRAM_DAIの発振器) + 同じ金田式 DAC ですから、デジタルソースのオーディオデータが同じであれば理論的には同じ音がする筈、と思って HiFace の再生を初めて見てビックリ!!!!。 ンン?、が違うのです。 HiFace の音は少し作ったような鋭い音がします。これに比べて エレアトさん USB AUDIO はいつものしっとり落ち着いた音で安心して聴いていられます。

思い当たるのは カーネル・ストリーミングモードというのが 出力フォーマットは 44.1kHz で 32bit 設定になっている点ですね。それでこれを 16bit にして見たのですが、やはり違う。カーネル・ストリーミングモードって中身を弄っているんじゃないの???

また、分からないことが増えた デジタルオーディオでした。スガラボット

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