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スレッド6: DVD/Audio のサンプル音源 ATOM1.0 RSS2.0 RSS1.0 FEEDアイコン
No.0: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました      レスする ←引用して返信
日時: 2009/12/23 08:53
名前: スガラボット◆60qPJWJ4hA ID:xYiuZJV6 メールを送信する
参照: http://vmorita.com/bbs/audio/forum.shtml

オーディオ Forum ファンの皆さん、こんにちは。スガラボットです。

ご無沙汰しておりましたが、最近知人の紹介でお近づきになった、 「無職人生(真空管オーディオ、自作、酒、安曇野)」というブログを主宰しておられる 穂高 有明 さんに僕が録音した DVD/Audio の試聴をお願いしたのをきっかけに議論が盛り上がり、穂高さんのブログでも感想を書いて頂けるとのこと。それで、皆さんにもこの議論に参加して頂いて少しデジタルオーディオの話題などが盛り上がるといいなということで、穂高さんに試聴頂いた音源のさわりの一曲をこの掲示板にもアップしたので、皆さんからもご感想頂ければと思います。 ただあまりこの音源サンプルに手垢がついてさらし者になってしまうと僕も困るので、まずはお正月明けまで期間限定でダウンロード可能にしておきたいと思います。

アップした曲はエルガー作曲 「愛の挨拶」 作品12 でバイオリンとピアノのためのショートピースです。 演奏者はバイオリンが守田千惠子さん (才能教育研究会バイオリン指導者)、ピアノが岡本ひとみさん (東京音大ピアノ科講師) です。 収録日は2009年12月20日、場所は岡本氏宅のレッスン室です。

録音環境は、マイク AKG C-414XLS/ST をバイオリンから約1mの距離に ORTF でセット。 マイク・プリアンプが PRESONUS の BlueTube DP で真空管と半導体のデュアルパスVRを約10時の位置にセット。 マイクプリからの出力をオーディオ・インタフェース MOTU/Traveler の CH5-6 に-10dB で入力し、録音モードは 24bit/96kHz。 MOTU/Traveler のクロックは外部の WordClock In で、ここにマスタークロックジェネレータとしてインフラノイズの CCG-525を使用し、自作のルビジウム発信器からの 10MHz を外部クロックとして入力しています。録音・編集ソフトは Samplitude Classic V8.31。 PC は DELL のノート XPS M1210 (Core2duo 1.66MHz + 4GBメモリ) という構成です。

演奏者はどちらも教育者でプロの演奏家ではありませんが、使用楽器はプレッセンダとスタインウェイでどちらも名器です。この録音は公開での演奏ではなく、自宅での練習風景ですが楽しい雰囲気は十分出ているのではないでしょうか。

PC 環境で 24/96 が出来る方は、WAV 形式のファイルで、また DVD/Audio プレーヤをご使用のときは AUDIO_TS.zip を解凍して DVD に焼いてご利用下さい。

それでは、皆さまからのご感想などをお待ちしています。

*ご注意) ここにアップした AUDIO_TS ファイルは iso 形式ではないため、そのまま PC で DVD に書き込んでも DVD/Audio プレーヤでは再生できないものが多いと思います。 iso 形式のファイルを作成できるソフトを現在調査中ですのでしばらくお待ち下さい。なお、フリーソフトで DVD/Audio 用の iso ファイルを作成できるものをご存知の方がおられましたら、ご紹介頂けると有り難いです。では。

1. 愛の挨拶 WAV 形式 (約84.6MB)

Elgar_Salut_d_amour.wav
2. 愛の挨拶 AUDIO_TS の圧縮ファイル (約80MB)

AUDIO_TS.zip
No.1: Re: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました      レスする ←引用して返信
日時: 2009/12/23 11:30
名前: kunitan ID:tqkb8Z66

WAVはうまくダウンロードできました(^-^)/ 96/24環境で素晴らしい音ですね。でもDVD用ファイルはうまくDVDで再生出来ません(>_<)ファイナライズとかどこかやり方が間違ってるかも(T_T)
No.2: Re: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました      レスする ←引用して返信
日時: 2010/01/06 11:41
名前: スガラボット◆60qPJWJ4hA ID:YDJdmMkY メールを送信する
参照: http://vmorita.com/bbs/audio/forum.shtml

スガラボットの Audio Patio ファンの皆さん、こんにちは。

SDRAM_DAI 等を配布しておられる ElectroArt の田力さんに親スレッドの WAVファイルを紹介したところ、これは業務用の BWF というフォーマットのため、普通の民生用再生装置では再生できないとのご報告を頂いたため、Audacity というフリーそうとで一旦元のファイルを読み込んだ後、WAV形式で再度書き出した WAV ファイルをここでアップします。

確かに、元のファイルを録音したときに使用したソフトは Samplitude V8.31 というもので、これは同時に収録したVideoデータなどと同期をとるための SMTPE タイムスタンプが記録されているため、普通の WAV ファイル とは少し異なったフォーマットになっているのでしょうか。ただこのファイルは Microsoft の MediaPlayer などの PC ソフトでは普通に再生できるので、問題ないのかなと思っておりました。

僕の環境では元のファイルと再度書き出したファイルの違いがよく分からないのですが、このファイルで普通に再生できるか試して頂けませんか? → 田力さん

よろしくお願いします。
1. 民生用WAVファイル (約84.6MB)

Elgar_Salut_d_amour1.wav
No.3: Re: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました      レスする ←引用して返信
日時: 2010/02/27 14:29
名前: カフェデTakeFive ID:AprfBAPM

スガラボットさん、kunitanさん
初めまして。「カフェデTakeFive」と申します。
24bit/96kHz.WAVサウンドの公開有り難うございました。
やっと、最近になって納得のいく24bit/96kHz.WAVサウンドが再生できる環境が整い、
改めてお二人の演奏を楽しんでいます。
記録状態もいいですが、演奏されているお二人の息もぴったりでなかなか楽しめる良い演奏だと感じました。
快く快諾戴いた演奏者バイオリン 守田千惠子さん、ピアノ 岡本ひとみさんのお二人にも宜しくお伝え下さい。
使用楽器はプレッセンダとスタインウェイでどちらも名器との事ですが、楽器の良さも伝わる演奏だと思います。
これから折に触れて大切に聴かせて戴きます。
それでは私の24bit/96kHz.WAVサウンド再生環境の変遷をお知らせします。

1.ONKYOのUSB DIGITAL AUDIO PROCESSOR SE-U33GX+
当初、私の場合、ONKYOのUSB DIGITAL AUDIO PROCESSOR SE-U33GX+だけ
 (デジタル出力なし、アナログ出力のみ)が24bit/96kHz.WAVサウンド再生の頼りでした。
 これはこれで楽しめるのですが、折角 DAコンバーターを持っていますので、
 出来ればステレオ装置にアナログ接続でなく、デジタル接続で信号を入れたいとの思いが湧いてきました。

2.ONKYOのDIGITAL MEDIA TRANSPORT HD-S1
 kunitanさんの記事にも触発されて、この際iPodオヤジになろうと決意し、
 新たにONKYOのDIGITAL MEDIA TRANSPORT HD-S1を購入しました。
 CDを無圧縮16Bit 44.1KHz.WAVでリッピングして今も結構大いに楽しんでいます。
 この機器では光と同軸のデジタル出力のみの対応となりました。
 音質は大変良いのですが、このデジタル出力は16Bit/48kHzまでしか対応しておらず、
 CPに取り込んだ24Bit/94kHz.WAV再生は何と44.1KHzにダウンコンバートされてしまいます。
 これが唯一の不満でした。
 また、再生できるプレーヤーはiTunesかQuick Time Playerでのみ可能で、
 それもきっちりと24Bit/94kHz.WAVのデジタル出力がされているかどうかは疑問でした。
 逆に24Bit/94kHz.wma HDサウンドの場合Windows Media Playerでないと再生しません。

3.M2TECH hiFace
 そんな打開策として、MJ3月号にM2TECH hiFaceの紹介記事が掲載されました。 
 USB3.0規格のパソコンが出始めた矢先でもあり、USBデジタルオーディオの将来が予測しにくい中、
 USB2.0接続であっても24Bit/192kHz対応のUSB-DDC USBオーディオコンバーターM2TECH hiFaceの出現、
 これは凄い事になったと直感して早速購入しました。
 今の手持ちのUSB2.0搭載のXPパソコンでも使えるのが何と云っても魅力です。
 この小さなUSB-DDCで手持ちのD/Aコンバーターに直接24Bit/94kHzのデジタル信号を入力出来る訳ですから、
 これからは積極的に24Bit/94kHz HDサウンド等の導入を計画しようと思います。
 さてM2TECH hiFace購入と同時にプレーヤーはfoobar2000を導入しました。
 それは24Bit/94kHz.WAVサウンドを再生するためにはfoobar2000が最適だったからです。
 私の場合、他のプレーヤーでは残念ながらうまく24Bit/94kHz.WAVサウンド(4608kbps)を再生できませんでした。
 逆に24Bit/94kHz.wma HDサウンドはWindows Media Playerでないと再生しません。
 24Bit/94kHzサウンドに関してはこの二つのプレーヤーを使い分け、
 CDからリッピングした無圧縮44.1KHz.WAVはiTunesをメインにその時々で好きなプレーヤーを使う予定です。
 foobar2000をうまく使いこなせれば、
 24Bit/94kHz.wma HDサウンド再生もiTunesとの連携もうまくいくようですが、まだこれらは現在確認中です。
 肝心のM2TECH hiFaceの音質ですが、
 CDからリッピングした無圧縮44.1KHz.WAVを中心に視聴しました。
 M2TECH hiFaceは音がナチュラルかつ全帯域フラットで聴き疲れせず、
 透明度の高い清澄な音質と云う印象でした。
 特にボーカルは圧巻でしっとりと聴かせてくれます。
 楽器と混濁することなく声のリアル感がなかなか好印象でした。
 勿論、ご提供戴いたお二人の演奏は更に申し分ない音質へと変貌を遂げております。
私の環境では修正前のデータでも修正後のデータでもとちらも問題なく再生します。
 HD-S1のようにUSB別電源を用意したら、音質は更に向上するのではないかと思います。
 次期モデルとして電源切替SW付きモデルで外部アナログ電源ユニットが併売される事を私は強く期待したいです。
 このUSB-DDC USBオーディオコンバーターM2TECH hiFaceは
 間違いなく新しいUSBデジタルオーディオ時代の到来を告げる画期的な新製品だと私は思います。
 但し、若干の使いこなし術と妥協は必要みたいです。
 安定動作のためにはM2TECH hiFaceを最初からPCに接続した後、PCの電源を立ち上げる事をお勧めします。
 また、DAコンバーターによってはサンプリング周波数表示が正規の信号と異なった状態になることがあります。
 私の所有しているD/Aコンバーター(SV-192S)では、
 そんな場合D/AコンバーターのINPUTセレクターを切り替え再度戻すと
 正規の信号サンプリング周波数表示に復帰します。
 D/Aコンバーター側の要因もあるのかどうか、理由はよく分かりません。
 電源立ち上げ当初やサンプリング周波数の異なるソフトを続けて再生する場合などは注意が必要です。
 また、CDからリッピングした無圧縮44.1KHz.WAV再生では
 D/Aコンバーター側は何故か48kHzサンプリング周波数表示をしたままです。
 INPUTセレクターを切り替えても、プレーヤーを変更しても44.1KHz表示になる事はありませんでした。
 実害はないので無視していますが、理由は今のところ不明です。
 いずれにしてこれでやっと私も納得出来る24bit/96kHz.WAVサウンド再生環境性能が構築できたと思います。
 M2TECH hiFaceに辿り着いて性能・音質については申し分なく満足しております。
 一度、良ければM2TECH hiFaceをお試し下さい。
 
 もし可能であれば引き続き、素晴らしい演奏のご提供開示戴ければ幸いです。
 まずは御礼方々、私のシステム変遷をお知らせしました。
 駄文にて失礼しました。
No.4: Re: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました      レスする ←引用して返信
日時: 2010/03/01 18:50
名前: ひろ ID:0jPDIqB.

スガラボット様、はじめまして。
24bit/96kHz音源の公開ありがとうございます。
近くで聞いてるような感じで楽しめました。

DVD-Audioの作成ですが、自分はdvda-authorとCDRToolsを使って iso にしてます。
ttp://pizza3.jugem.jp/?eid=148  こちらの方が詳しく説明されてます。

DVD-Audioは絶滅しちゃった感じですが、もっと前にこんなDVD-Audio作成ソフトや、映像回路のない音楽専用DVD-Audioプレーヤーがあったら、売れたんじゃないかなって思います。
No.5: M2TECH hiFace について   [No.3への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/03/02 11:48
名前: スガラボット◆60qPJWJ4hA ID:MWw2QeUc メールを送信する
参照: http://vmorita.com/bbs/audio/forum.shtml

カフェデTakeFive さん、こんにちは。 スガラボットです。 ようこそ Audio Patio においで下さいました。

随分詳しくカフェデTakeFive さんの環境をご紹介頂いて有り難うございます。

> やっと、最近になって納得のいく24bit/96kHz.WAVサウンドが再生できる環境が整い、
> 改めてお二人の演奏を楽しんでいます。
> 記録状態もいいですが、演奏されているお二人の息もぴったりでなかなか楽しめる良い演奏だと感じました。
楽しんで頂いているようで何よりです。僕も音源をアップした甲斐があるというものです。

> 快く快諾戴いた演奏者バイオリン 守田千惠子さん、ピアノ 岡本ひとみさんのお二人にも宜しくお伝え下さい。
お言葉は有り難いのですが、バイオリンは僕のカミさんで実はネットに公開していることは内緒なんです…。 あまり拡がるようだと降ろさなければならなくなるので。

> 3.M2TECH hiFace
>  そんな打開策として、MJ3月号にM2TECH hiFaceの紹介記事が掲載されました。 
僕はMJに紹介される前にこの1月、僕もよく利用させて頂いている 「クラシック録音Q&A」H2TECH HiFaceについて というスレッドで知り購入したのですが、そこにも投稿したように僕の金田式No.196DAC ElectrArt さんの SDRAM_DAI 改造版では、HiFace からの出力にクロック速度が合わず未だに使用できていません。 これはリンクされている記事の一番最後にあるように HiFace からの出力信号が 2006年の S/PDIF の最新規格に準拠していないためのようです。 M2TECH のサポートにメールを出して確認したのですが、バージョンアップ要望のリストには入れておくという返事でいつのことになるのやら…。改造 DAC を金田式のオリジナルに戻すか、ElectrArt さんの改造版でも手動設定スイッチを増設すれば OK だと思いますがまだ手付かずの状態です。

HiFace を待たず、同じ Eletctart さんの USB Audio 基板 を利用しようと思っていますが、エレアトさんのホームページでの頒布は月に一回ほどアナウンスされる基板リリース記事が記載されるとわずか数時間ほどで売り切れになってしまうので中々タイミングが合わないで発注できていません。

このエレアトさんの USB Audio 基板は Windows の OS から USB に転送するのに 通常オーディオで使用される アイソクロナスモードではなくバルクモードで転送されるため、SDRAM_DAI の場合と同じように基本的に PLL によるジッタフリーが保証されるスグレものです。 多分 HiFace も同様に 44.1kHz/96kHz などのクロックは PLL ではなく、クロック直接発振だと思いますのでこれが一つ音がよいと言われる原因ではないかと思っています。

PLL ジッタフリーはデジタルオーディオにとって重要な品質向上要素だと思います。 この意味で本質的にこれが実現できる PC オーディオは 通常の DISC プレーヤに比べてこれから益々発展していくのではないでしょうか。

No.6: Re: M2TECH hiFace について   [No.5への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/03/05 20:47
名前: カフェデTakeFive ID:MF5sBsDo

スガラボットさん
詳しい解説を有り難うございました。
24bit/96kHz.WAVサウンドの公開事情が飲み込めました。
これ以上の公開は望みません。
名バイオリニストの旦那様とは知りませんでした。
生演奏を身近で聴ける環境が私にはとても羨ましく思います。
Eletctart さんの USB Audio 基板 を利用して、
お持ちの金田式No.196DAC (ElectrArt さんの SDRAM_DAI 改造版)に対応される計画がうまくいけばいいですね。
私もEletctart さんの USB Audio 基板紹介記事を早速拝見しました。
DSDも含めて記録再生まで行えて、しかも安価なのにはびっくりしました。
販売開始当日僅か数時間で売り切れるのも納得です。
ただ、私には組立済基板とは云え、技術的なハードルが高すぎて当面は見合わせる事とします。
ご紹介戴いた事は嬉しく思っていますし、更に夢が拡がりとても参考になりました。

さて、前回私のシステム変遷をお知らせしましたが、
M2TECH hiFaceがオールマイティーで優れている事は確かですが、
音質面から云えば、明らかにONKYOのDIGITAL MEDIA TRANSPORT HD-S1の方が私は上だと思います。
正確には音源には最近増えてきたSHM-CDを用い、
またHD-S1の電源ユニットにはAY電子のND-S1(オンキョー)専用電源“アナログ電源”を使用します。
電源ユニットを同梱のONKYO SW電源からAY電子製に交換しただけでも数段しベルアップしました。
何と表現したらいいのか芳醇なサウンドでアナログ的になったとでも言いましょうか。
何時までも音楽を聴き続けたい思いにさせてくれます。
それとSHM-CDは確かに音が抜きん出ており、往年の名盤をSHM-CDで無圧縮16Bit/44.1KHz.WAVでリッピングして聴き直しています。
従来のCD音源にもやり残した事がまだまだ多くあるのではないか、そんな気がします。
今の私「iPodオヤジ」にはこれで充分だとさえ思えてきます。
実はHD-S1では3種類の音が楽しめます。
16Bit/44.1KHz.WAVの場合ですと、
1.PCレスでiPod再生+HD-S1出力(48KHzサンプリング)
 これが一番いい音がします。抜きん出ています。
 44.1KHzを48KHzにアップサンプリングしてしまう事に対して異論もあるようですが、出てくる音が全てです。
2.PCでiTunes再生+音楽データはHD-S1を介しiPodより取り込む。HD-S1出力(44.1KHzサンプリング)
 iTunes側のオプションでiPodとの同期を外し、「音楽とビデオを手動で管理」にした場合にのみ選択できます。
 3.よりアナログ的で私は3.よりは気に入っています。
3.PCでiTunes再生+音楽データはPC内部iTunesより取り込む。HD-S1出力(44.1KHzサンプリング) 
 これら皆、音が違います。勿論iPodの音質コントロールはフラットでの比較です。
 私も信じられず、1KHzテスト信号を記録してレベル比較もしましたが結果は皆同じです。
 でも、何故か音はトンコントロールが効いているかの様に皆違って聴こえます。

ONKYOのUSB DIGITAL AUDIO PROCESSOR SE-U33GX+はD/Aコンバーター内蔵でC/P抜群ですし、
M2TECH hiFaceはオールマイティーで概ね全てに優れているのですが、
もし、この2機種も外部電源対応になれば音質評価は更に変わってくるのではないかと私は思います。
個人的にも電源部だけであれば「自分だけの音」にも挑戦しやすくなりますし、そんな商品展開を期待したいです。
今はその時々の気分とソフトの内容で好きなシステムに変えて音楽を聴き楽しんでいます。

>PLL ジッタフリーはデジタルオーディオにとって重要な品質向上要素だと思います。
>この意味で本質的にこれが実現できる PC オーディオは 通常の DISC プレーヤに比べてこれから益々発展していくのではないでしょうか。

USBオーディオが今後のどのような進歩を遂げるのか、
iPodがその中でどう変化していくかは自称「iPodオヤジ」には大変興味があります。
少なくとも、ご指摘のようにDISC プレーヤに頼る時代は去るのかも知れませんね。

また、Eletctart さんの USB Audio 基板の事、導入経過等お知らせ下さい。
楽しみにしています。

No.7: Re^2: M2TECH hiFace について   [No.6への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/04/04 19:12
名前: カフェデTakeFive ID:QzveqZGA

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

先般、M2TECH hiFace + foobar2000で24Bit/94kHz.WAVサウンドを再生し、
直接そのデジタル出力をD/Aコンバーター(SV-192S)に入れて楽しむ環境が整った報告をさせて戴きました。
その後、更に幾らかの変遷がありましたので御報告します。
1.音楽プレーヤーSound Player Lilith の追加とカーネルストリーミングモード再生の導入
 Sound Player Lilithは国産音楽ソフトとして音も良く評判のソフトです。
 本サイトからのダウンロードはウィルスバスターが警告を発するので断念し、別サイトでVer0.991をダウンロードした後に
 ソフトの設定-その他-オンラインアップデートでVer0.992Test Releaceに上げました。
 音の良いカーネルストリーミングモード再生に必要なソフトとしては、foobar2000導入の際、「foo_out_ks.dll」も併せてインストールしました。
 カーネルストリーミングモード再生のfoobar2000,Sound Player Lilithは申し分なく、WMP,iTunesとは格の違いを感じてしまいます。
参考までに私のパソコンでの環境設定です。
 
 (1)Sound Player Lilithのサウンド出力設定
  再生バッファーサイズ(ms): 500ms(下げれば音が良くなるがエラーが出やすいのでここで妥協)
  出力デバイス:       DirectSound HIFACE Kernel Streaming
出力ビット深度:      必ず32Bit(float) 別の所を選択すると24Bitが全て16Bit再生されます。
  出力ビット深度の件は作者の説明で納得しました。どちらかに該当しているのでしょう。
  ただ、私のパソコンはXP_SP2なので腑に落ちない部分もありますが。
------------------------------------------------------------------------------------------
 <Sound Player Lilith 作者の取説より抜粋>
  ※ 24bit以上を選択するには、お使いの環境(OS・ドライバ・ハードウェア等)が指定のビット深度に対応している必要があります。
  例えば、Windows95~WindowsMeに多いVxDドライバはDirectSound経由での24bit以上の再生ができないため、16bit以下しか選択できません。

  ※ Windows2000(SPなし、SP1、SP2)ではミキサーのバグにより、24bit(int)ないし32bit(int)で再生しても16bitに落とされてしまうようです。
  この場合、32bit(float)を選択することで24bit(int)に近い精度での再生が可能になります。
  SP3以降とWindowsXPではこの不具合が解消されています。
  マイクロソフト サポート技術情報 - JP308883 Kmixer が 24 ビットまたは 32 ビットのオーディオの上位 16 ビットのみを再生する
--------------------------------------------------------------------------------------------
(2)foobar2000のサウンド出力設定
  Buffer Length: 500ms(下げれば音が良くなるがエラーが出やすいのでここで妥協)
  Output Device:      KS HIFACE Kernel Streaming
Output data format:   32Bit

 foobar2000,Sound Player Lilith共にカーネルストリーミングモード再生での音の良さが冴え渡ります。
 残念ながら、WMP,iTunesを聴く機会が激減しました。
 個人的には音色が優しく潤いのあるSound Player Lilithを使用する機会が増えました。
 音量を上げてもうるさくなく、倍音と余韻をうまく再生してくれる真空管アンプのようなサウンドのイメージがあります。
 公開戴いた音源でバイオリンの音色を聴くとその辺りの違いが良く解ります。
そんな訳で現在は24Bit/94kHz.WAVサウンドの再生はM2TECH hiFace +この二つの音楽プレーヤーを使い分けています。

 ただCDからリッピングした16Bit/44.1kHz.WAVサウンドの場合は、
 ONKYOのDIGITAL MEDIA TRANSPORT HD-S1+AY電子ND-S1(オンキョー)専用アナログ電源で楽しんでいます。
 やはり、この組合せの音が一番良くまた楽しめます。
 D/Aコンバーター(SV-192S)にはUSB入力もありますが、何故かHD-S1を経由した方が音が良いのです。
 音質向上を目指してASIO4ALLをインストールしてからは、
 Sound Player Lilithは出力デバイスが「ASIO(Projects9k)」 「ASIO4ALL v2」が選択でき更に音質がアップしました。
 ベースたっぷりのJazzが楽しめますし、クラシックも格調高いサウンドが楽しめます。
 ブルーノート US THREE ではジョージ・タッカーのベースの凄さが伝わるサウンドが堪能できます。
 このHD-S1を経由すると俄然ベースが冴え渡り、「ジャズはやっぱりベースが命じゃないかな。」と再認識させてくれます。
残念ながら、私の場合foobar2000ではASIO4ALL設定はできませんでした。

2.有料ソフトの24Bit/94kHz.wmaサウンド、24Bit/94kHz.WAVサウンド24Bit/192kHz.WAVサウンドの購入と聴き比べ
  
 (1)ONKYO 24Bit/94kHz.wmaサウンド
今、一番知られている高音質音源だと思います。ボーカルとしてイルカの「なごり雪」ケイマルのトランペット曲を入手しました。
   著作権保護技術(DRM)が組み込まれているため、ダウンロードを行ったパソコン以外での再生はできませんから、
   パソコンを買い換えたらそのデータは使えません。1回だけCDに落とすことは出来ましたが、当然グレードも落ちます。
一番困ったのはWMP以外の上記の音の良い音楽プレーヤーも使用制限がかかります。ここまで制限を受けるとは予想外でした。
   WMPで再生する24Bit/94kHz.wmaサウンドも魅力的でしたが、残念ながら積極的に導入する気持ちになれませんでした。

 (2)KRIPTON HQM 高品位音楽データ(DVD-ROMパッケージ版)24bit/96kHz,24bit/192kHz.WAV
FLACでのインターネット配信もありますが、無圧縮のWAV音源はパーケージで販売されています。
   クラシック中心でまだ品揃えも少ないですが、何の制限もなく音楽を楽しめました。申し分ありません。
   ハイドンを中心に3枚購入しましたが、どれも高音質でのびのびした音楽を堪能できました。 
   DAコンバーターのフルスペック24bit/192kHzが再生出来た時は年甲斐もなく感動しました。
   どうせ高音質音源に取り組むのであれば、無圧縮のWAV音源に拘りたいと思った次第です。
   インターネットで試聴も出来ますから、じっくり判断して購入すれば良いと思います。

 その他、購入はしていないですが、
 (3)赤坂工芸音研 スペシャルマスターシリーズ 24bit/96kHz CD-R盤 
  音はマスターから一枚一枚直接CD-R盤に書き込むそうで相当音は良さそうです。価格も相応にいいです。
 (4)Linn Records    
高音質音源の配信を手広く手掛けています。カード決済になりそうです。
  24bit/192kHz音源まで配信してくれますが、WAVではなくFLACかWMAでの配信しか見当たりませんでした。
  個人的には折角の高音質音源なので、無圧縮wavでの配信を期待したいです。

24Bit/94kHz.WAV音源を公開して戴いたお陰で、私のUSBオーディオ環境を 色々と模索し、やっと自分なりに納得出来る環境が整いました。
今回そんなチャレンジする機会を与えて戴いたスガラボットさんには心より御礼申し上げます。
今後、私はKRIPTON HQM 高品位音楽データの購入継続と赤坂工芸音研 スペシャルマスターシリーズの購入と
高音質CDからのリッピングで音楽ソフトの充実を図りながら、
USB3.0対応の機器(D/Aコンバーター,AVアンプ,ノートパソコンなど)が充実するのを待つつもりです。
USBオーディオやD/Aコンバーターの場合、ジッターレス伝送も当然重要ですが、
MJ4月号には新しい試みとして、フェーズテックのD/AコンバーターHD-7Aが紹介され、ジッターレス伝送以外に
k2プロセッサー搭載で16ビットデータをアップサンプリングしてCD音源の帯域拡張とビット拡張が可能な技術が紹介されています。
16Bit/44,1khzに閉じ込められたCD音源を擬似的とはなるかも知れませんが、帯域拡張とビット拡張して再生するサウンドには興味が湧きます。
今後はこれらの技術追求も加速するではないかと思いますし、楽しみにしています。
またまた、駄文・長文となりました。
以上で私のファイナルレスとします。有り難うございました。


No.8: Re^3: M2TECH hiFace について   [No.7への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/04/06 12:27
名前: スガラボット◆60qPJWJ4hA ID:YDJdmMkY メールを送信する
参照: http://vmorita.com/bbs/audio/forum.shtml

カフェデTakeFiveさん、USBオーディオに関心のある皆さま、

カフェデTakeFiveさんから、iPod/iTune、オンキョーのND-S1(カフェデさんはHD-S1と書かれていますが間違いですよね?)、PCのプレーヤソフト、Audio出力のドライバの差などについて随分詳しいレポートを頂きました。有り難うございます。

>  カーネルストリーミングモード再生のfoobar2000,Sound Player Lilithは申し分なく、WMP,iTunesとは格の違いを感じてしまいます。

Windows附属のAudioドライバはPC画面で音量調節が出来るようになっています。ということはCPUがWAVファイルのデータを操作している訳で、これは即ち原音再生ではないということですね。 そこでプロ用オーディオ機器などではCPUが勝手にAudioデータの中身を操作しないASIOドライバが好んで用いられるようになりました。 カーネルストリーミングモードというのもこれと同じような発想だと思います。

この様にドライバを変えれば当然音は変わります。ただカフェデさんの前の発言でHSM-CDの音質の話しが出てきましたが、リッピングしてPCにデータとして取り込んでから再生する場合は、読み込み時のデータエラーが起きていない限り通常のCDをリッピングするのと理論的には違いはありませんね。CDプレーヤで再生する場合は、SHM-CDだと光ピックアップの読み込み精度が上がるため再生クロックのジッタ低減、エラー訂正やサーボ系制御に要する電流変化に起因する雑音低減等の効果によって音質向上は確かに期待出来ますけれど…。 これは以前リッピングした音楽データをCD-Rに焼くとき、CDプレーヤで再生するとどのブランドCD-Rが音がいいか議論されたのに通じる話ですね。

今のところ僕のM2TECH hiFace + ElectrArt製SDRAM_DAI + 金田式改造DACでは、24/96等のWAVファイルが再生できないので、先月やっとElectrArt さんの USB Audio基板を購入しました。実はこれでなくても以前使っていたEdirol の UR-80(2496対応録音再生用ミキサ) というオーディオ・インタフェースを引っ張り出してくれば、S/PDIFに2496データを出力できるので 僕の金田式改造DACでも再生は出来ていたのです。UR-80にはASIOドライバが使えましたから、今回のエレアトさんによるUSB Audioのバルクモードによる専用ドライバと遜色ない再生が出来ます。でもよりコンパクトに使えるのとDSDによる録音モードが魅力です。まだ、このADCに僕のマイクを接続するインタフェースは製作していませんが、この装置によって新しく拡がる DSD/2,8MHz-5.6MHz の音が、PCM24bit/96-192kHzの音とどう違うか楽しみです。

DSD による SACD が最近静かに浸透してきて、DVD/Audio フォーマットの PCM は完全に消失状態ですが、実はアマチュアが扱える DSD は録音機では KORG の MR-1/MR-1000 がありますが、編集ソフトなどは皆無に近いのです。それで殆どの場合、せっかく DSD で録音しても PCM の 24bit/88.1kHz-176.2kHz に変換して編集されることが多いようですね。この辺を含めて、進展があったらまた報告させて頂きます。

No.9: Re^4: M2TECH hiFace について   [No.8への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/04/09 14:20
名前: スガラボット ID:PZf1ElmM メールを送信する
参照: http://vmorita.com/bbs/audio/forum.shtml

M2TECH hiFace + ElectrArt製SDRAM_DAI + 金田式改造DAC で 24bit/96kHz のソースが聞けないと言うことでこの構成は暫くお蔵入りになっていたのですが、それでは 16bit/44.1kHz の CD ソースと同じソースなら速度変換が必要ないので大丈夫なのではと改めて思い直したのです。それで、今日 HiFace を使ったの以上の構成と ElectrAtr の USB AUDIO + ElectrArt製SDRAM_DAI + 金田式改造DAC で 16/44.1 のソースを比較試聴してみました。

エレアトさんの USB AUDIO は エレアト特性ドライバ (バルク・ストリーミングモード) + エレアトさん特性プレーヤ (PlayAudio.exe)、M2TECH HiFace はお勧め通り カーネルストリーミングモードのドライバ + foobar プレーヤです。

この構成では、どちらの USB インタフェースを用いてもクロックはどちらも PLL 無しのジッタフリー水晶発振 (最終的にはElectrArt製SDRAM_DAIの発振器) + 同じ金田式 DAC ですから、デジタルソースのオーディオデータが同じであれば理論的には同じ音がする筈、と思って HiFace の再生を初めて見てビックリ!!!!。 ンン?、が違うのです。 HiFace の音は少し作ったような鋭い音がします。これに比べて エレアトさん USB AUDIO はいつものしっとり落ち着いた音で安心して聴いていられます。

思い当たるのは カーネル・ストリーミングモードというのが 出力フォーマットは 44.1kHz で 32bit 設定になっている点ですね。それでこれを 16bit にして見たのですが、やはり違う。カーネル・ストリーミングモードって中身を弄っているんじゃないの???

また、分からないことが増えた デジタルオーディオでした。スガラボット

No.10: Re^5: M2TECH hiFace について   [No.9への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/04/19 20:51
名前: カフェデTakeFive ID:yVW19NVE

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

お久しぶりです。
前回のレポートでファイナルにと思っていましたが、その後、色々と考え感じることがありましたので、その続編です。

>HiFace の再生を初めて見てビックリ!!!!。 ンン?、が違うのです。
>HiFace の音は少し作ったような鋭い音がします。

スガラボットさんは確かな耳を持っておられるようで、最初から直ぐに疑問を感じられたようですが、
私も遅ればせながら最近になってHiFace+カーネル・ストリーミングモードのサウンド等に疑問が生じています。
私の場合、音楽プレーヤーはSound Player Lilithをメインで聴くようになりました。
foobar2000のワイドレンジで爽やかなサウンドも魅力ですが、私には倍音と余韻の美しいSound Player Lilithが落ち着いて音楽が聴けます。
音楽プレーヤーの違いはありますが、私の感じているHiFace+カーネル・ストリーミングモード時のSound Player Lilith再生での疑問は

(1)192KHz/24Bitのソフトを再生をすると、明らかにスペアナの表示が不自然となる。
  (Sound Player Lilith はヒデキ さん製作の「MUSC」という名前のフェイス使用.Project9kさんのサイトから入手できます。) 
  また続けて、96KHz/24BitやCDの44.1KHz/16Bitを再生してもDAコンバーターの表示が192KHzから切り替わらない。
  音は問題なく出るのですが、DAコンバーターのセレクター切替だけでは復帰しなくなるのです。
  こうなると、どの機器、どのソフトにどんな問題があるのか見当もつかず、当然のことながら解決の目処もなく、
この環境下での音楽鑑賞が正直云って全く面白くありません。
      
(2)破綻した際のバツ音が許容出来ない。
  CPUの負担が大きい場合などでしょうか、ごく希ですが、バツ音が出ます。
  これは興醒めですし、SPのツイーターを破損しないかと心配になります。
  調整で何とか逃げていますが、不安を感じながら音楽を聴くのはやはり避けたくなります。 
  Sound Player Lilith+出力デバイス「ASIO(Projects9k)」,「ASIO4ALL v2」でもブツ音程度は出ますが、
  その程度は軽く、調整追い込みでほぼ出なくなっています。

(3)音質もベストとは言い難い。
  何度も比較試聴して、これはあくまでも私の個人的感想ですが、
ONKYO ND-S1では(ご指摘のように以前の報告では品番記入ミスがありました。お詫びし訂正します。)
  96KHz/24Bit,192KHz/24Bit再生は出来ないのですが、それでも
  ND-S1+AY電子ND-S1(オンキョー)専用アナログ電源+Sound Player Lilith+出力デバイス「ASIO(Projects9k)」 「ASIO4ALL v2」のサウンドがベストです。
  信じられないかも知れませんが、
CD音源44.1kHz16Bit.WAV再生での比較だけでなく、
ご提供戴いたバイオリンとピアノの演奏音源再生96KHz/24Bit.WAVでも
  KRIPTON HQM 高品位音楽データ96KHz/24Bit.WAV,192KHz/24Bit.WAVのソフト再生をした場合でも、
つまりDAコンバーターへは48KHz/44.1kHzにダウンコンバートされたデジタル信号しか行かない不利な状況下にあっても
  ND-S1+AY電子ND-S1(オンキョー)専用アナログ電源+Sound Player Lilith+出力デバイスが「ASIO(Projects9k)」 「ASIO4ALL v2」
  の音の方が良いのです。たぶん、個人差はあると思いますので、絶対とは申しません。
  どのように良いかと一言で云えば、「一番バイオリンがうるさくなく、ボリュームを上げられる音、そしていつまでも聴いていたい音」なのです。  
  
本来、いい音を求めて96KHz/24Bit,192KHz/24Bit音源再生の環境を構築したのに48KHz/44.1KHz再生の環境の方が音が良いとなれば、一体何をしているか解りませんよね。
一旦原点に戻って見直しを図る方が良さそうだと今は感じています。
USBオーディオは不完全なことも多く、まだまだ発展途上の技術なのだと私は思います。
私の結論はUSB3.0対応機器が出揃うのを待つのが一番ではないかと思います。
それまではND-S1+AY電子ND-S1(オンキョー)専用アナログ電源をメインに据えて、48KHz/44.1KHz無圧縮WAV再生中心でのUSBオーディオを楽しむ事にします。
640GBの外付けUSBハードディスクに1000枚のCDの44.1KHz/16Bit.WAVをリッピングし、160GBのiPod Classicにその内から300枚のCDを同期させて取り込む予定です。
今慌てて、USBオーディオ環境を試行錯誤するのは無駄が多いように私は思えてきました。
仮に良い結果が出ても、USB3.0機器が出揃ったらまた再構築しなくてはなりません。
私はそれまではCDレンタルで音源を確保し音楽を楽しみつつ、少しづつKRIPTON HQM 高品位音楽データなども購入しながら
USBオーディオとは別に、オーディオシステムの音質改善策を手掛けようかと考えています。

>前の発言でHSM-CDの音質の話しが出てきましたが、
>リッピングしてPCにデータとして取り込んでから再生する場合は、
>読み込み時のデータエラーが起きていない限り通常のCDをリッピングするのと理論的には違いはありませんね。
>CDプレーヤで再生する場合は、SHM-CDだと光ピックアップの読み込み精度が上がるため再生クロックのジッタ低減、
>エラー訂正やサーボ系制御に要する電流変化に起因する雑音低減等の効果によって音質向上は確かに期待出来ますけれど…。
 
私がHSM-CD等の高音質CDにこだわっているのは、実に単純でして
HSM-CDはリマスターされていて音がいい、(概ね、出力レベルも高いが、リッピングした後レベルを同じにして比較試聴してもHSM-CDの音は良い)
評判の高い作品がHSM-CDとして売り出されていて当たり外れが少ない、
CDレンタルの値段は変わらない、等の理由です。
ディスクの材質の差がリッピングしてからも音質に影響する事はあまり期待していませんでした。

>DSD による SACD が最近静かに浸透してきて、DVD/Audio フォーマットの PCM は完全に消失状態ですが、

ただ、私はSACDには関心がありません。VHSの際のS-VHSと酷似しています。
それを高音質のままでリッピングが出来る環境を構築してまで取り組むつもりもありません。
今後出される音楽CDが全てハイブリッドやSACDに完全移行になるのなら考えてもいいですが、大半はやはりCDのままですから
次のステージはSACDではなく、またDSDでもなく96KHz/24Bit.WAV,192KHz/24Bit.WAV音源だけで私は考えたいです。
記録を目的とするプロの方々は勿論DSDを導入して、高音質で記録を残すことに有効活用されればいいと思いますが、
CD,SACD,DSD等の規格の乱立は市場が混乱するだけの様な気がします。
AVの世界では、既にブルーレイ音楽ソフトも出ているようが、96KHz/24Bit.WAVだそうですね。
DSDに映像が付加できるのであればまだ生き残る道もあるかも知れませんが、
オーディオソフトとして生き残るのはかなり難しいのではないかと私は思います。

さて、それで私は次のアプローチとして、AC200V電源導入とダウントランス購入を計画しようと思っています。
デジタル機器でもアナログ部分はありますから、電源強化は必要だと思いますし、その効果は高いと思っています。
今回のアプローチで電源強化が高音質を得るとても大切な要素と認識した為でもあります。

実はMJ5月号P130 MJレポートには金田DC録音をCD化する計画の五島昭彦氏がM2TECH hiFaceを取り上げてレポートされています。
ノートパソコン レッツノート+M2TECH hiFace+金田式DAC(No.206 2010年2月号発表)
と最新のDC録音音源の再生で、このM2TECH hiFaceを絶賛されています。(残念ながら音楽ソフト等の記載はなし)
96KHz/24Bit,192KHz/24Bitのどちらの音源でも問題なく再生し、使用感も良好、極めて高音質とレポートされています。
ご参考までに。
スガラポットさんの取組経過でまた変化があればお知らせ下さい。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
No.11: Re^6: M2TECH hiFace について   [No.10への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/07/02 22:18
名前: カフェデTakeFive ID:8cgvV4e6

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

お久しぶりです。
M2TECH hiFace の最終レポートです。
前回、M2TECH hiFace でいくつかの課題提起をさせて戴きましたが、現在判明した事を御報告します。

(1)192KHz/24Bitのソフトを再生をすると、明らかにスペアナの表示が不自然となる。
これは音楽ソフト自体が、そのようなピークを持っていると判明しました。
Sound Player Lilith以外の音楽ソフトFrieve Audioで再生しても同様のピークがありました。
今回の盛り上がりのセンター値は47.5KHzと95KHzになります。
オリジナル音源はアナログ記録で、それをデジタル192KHz/24Bitにしているソフトです。
ちなみに、今回ご提供戴いた96KHz/24Bit音源を192KHz/24Bitにアップサンプリングして確認しましたが、全く問題ありませんでした。
既にソフト販売会社に詳細を説明し、原因の調査を戴く旨の回答を戴きました。
追って、詳細を御報告できると思います。(回答を待ってからの投稿を考えていましたが、どうも解析に時間を要しているようです。)

96KHz/24Bit音源に切り替えて再生した場合などDAコンバーターのセレクター切替だけで復帰しなくなる件は、
スガラボットさんが指摘された「S/PDIF の規格である IEC60958-3 Ed.3 2006 May に準拠していないこと」に起因していると思われます。
DAコンバーターのセレクター切替だけで復帰しない時は、その音楽ソフトを閉じ、再度立ち上げれば復帰します。
PCの再起動までは不要ですから、慣れればそれ程苦にはなりませんが、だからと云ってこれをメインに据える気にはなりません。

(2)破綻した際のバツ音が許容出来ない。
この件はM2TECH hiFace + foobar2000でも発生したことがあり、M2TECH hiFaceのハードかドライバーソフトに起因していると思われます。
あるいは私が使用しているPC(Windows XP)の処理能力が足らないのかも知れません。
何故発生するのか、回避策はどうすればいいのかがはっきりしない限り、私としてはこの事からもメインに据える気にはなりません。

(3)音質もベストとは言い難い。
この主原因は電源をPCのUSBに頼っている処に起因しているからだと私は推定判断しています。
依って、これも改善は期待できないのではないかと思います。

何ら問題なく使用され満足されている方もおられる訳ですが、うまく使いこなすことが出来ないのは私の知識、能力不足もあるのでしょうね。
悔しいですが、致し方ありません。
以上でM2TECH hiFace の最終レポートとさせて戴きます。

その後の取り組みについて
USB3.0対応機器が出揃うまで、AC200V電源を導入しながら待とうかと考えていましたが、トラブルに見舞われたり、別のアプローチを始めている昨今です。

(1)SHM-CDのリッピングでSHM-CDが破損
新品のWindows7パソコンの40倍速ドライブでSHM-CDをリッピングをした処、見事にSHM-CDが破損しました。
大型電解コンデンサーが暴爆したような物凄い音がして、一瞬の内にドライブ内部で砕け散りました。
粉々に砕けた散った破片はまさにガラスの様で、とても樹脂の感じではありませんでした。
実はこのSHM-CDが破損を誘起する理由がありました。
装着前に既に円盤中央に僅かなクラックが発生していました。
XPノートパソコンの18倍速ドライブではうまくリッピングできたので次も大丈夫だろうと思ったのが間違いでした。
SHM-CDは通常の素材とは異なるポリカーボネイト樹脂系を使用とありますが、私は通常のCDとはかなり違いを感じました。
写真を撮って、提示してもいいですが、こちらにも落ち度がある事なので止めておきます。
ただ何故、最初のクラックが発生したかは定かでありませんが、レンタルCDでした。
受け取り時点でクラックを見つけ、上記の2台のパソコンの内、一台で破損した次第です。
今後はクラックを見つけたら、即返品します。当面、40倍速ドライブでのSHM-CDリッピングを止めました。
最近、音質重視でガラスCDやクリスタルCDが売り出されているそうですが、私にはこんなCDを買う人の気が知れません。
結果的に被害は甚大でドライブは壊れませんでしたが、パソコンのHDDが不調となり修理する羽目になりました。
何ともお恥ずかしいお話しですね。
皆様も高速ドライブでのSHM-CDリッピングには十分に御注意下さい。
SHM-CDの割れについてはこんな記事もありますね。ご参考までに。

http://shyouteikin.seesaa.net/article/105474245.html

(2)UPConvソフトの魅力に嵌っています。
スガラポットさんからご提供戴いた音楽ソフトをiPodでも楽しみたいと考え、ダウンコンバートするソフトを捜していて見つけました。
そんな中、CD音源をアップコンバート、ビット拡張するばかりでなく、失われた高域をも補間するソフトで音楽を愉しんでおられる方がいることを知りました。
幾つかあるそのようなソフトの中でUPConvソフトは実に自然な補正カーブを描き、音もとても魅力的なのです。
私たちがどんなに頑張った所で、全ての名盤CDがSACDや192KHz/24Bit音源や96KHz/24Bit音源等の高音質音源として手にする事は不可能かと思っていました。
が、このソフトは高域補間をも達成しつつ、CD以上の高音質音源を誰でも手にする事が可能なソフトです。
「オリジナル音源に高域ノイズを付加するだけで、それが何故高音質か?」と批判される方もあるいはおられるかも知れません。
でも一度トライしてみて下さい。必ず魅了されることでしょう。
私はiPod用に48KHz/16Bit+高域補間で楽しんでいます。概ね柔らかな高域にはっとさせられます。24kHzまで高域が伸びています。
自宅では192KHz/24Bitや96KHz/24Bit+高域補間で楽しんでいます。それぞれ高域が96Khz,48khzまで伸びています。
少なくとも音楽性がスポイルされる事は決してありません。

このソフト作者の紹介記事です。(原文のままです)
このソフトは Wave ファイルのサンプリングレートやビット数の変換を行うソフトです。
音声ファイルのアップサンプリングとダウンサンプリングに対応しています。
失われた高域の補間もできます。
CDからリッピングしたWaveファイルを32KHz、48KHz、88.2KHz、96KHz、176KHz、192KHzに変換できます。
44.1KHzのファイルを96KHzに変換するような非整数倍のサンプリングレートへの変換もできます。

現在、こちらのサイトから、最新のUpconv033.lzhが入手できます。

http://hp.vector.co.jp/authors/VA018963/upconv_03x.htm

そして、私はシステム全体の広帯域化は音楽ソフトだけでなく、プリアンプ、パワーアンプ、スピーカー全てに必要なのではないかと思っています。
まだまだ、やることは一杯あるんだと感じています。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。
No.12: Re^7: M2TECH hiFace について   [No.11への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/07/03 12:22
名前: スガラボット◆60qPJWJ4hA ID:.MbvFSqc メールを送信する
参照: http://vmorita.com/bbs/audio/forum.shtml

カフェデTakeFive さん、こんにちは。

> ちなみに、今回ご提供戴いた96KHz/24Bit音源を192KHz/24Bitにアップサンプリングして確認しましたが、全く問題ありませんでした。

いつも詳細な報告をありがとうございます。また、僕がアップした音源をお楽しみ頂いているようで嬉しいです。この「愛の挨拶」のアルバム全曲版、その他 24/96 の音源がいくつかありますので、僕のホームページのメールフォームからカフェでさんの名前で送り先等書いて頂ければ、僕が録音した音源をWAV形式ででDVDに焼いてお送りしますよ。

また、楽しい記事を投稿頂ければ嬉しいです。スガラボット

No.13: Upconv について   [No.12への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/07/12 18:53
名前: カフェデTakeFive ID:wo8UTT5M

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

UPConvソフトについて、概要は前回ご紹介しました。
今回はその補足説明です。
私もまだ十分に使いこなせてなくて、不確かなことが多いのですが。
今は最新のUpconv033.lzhが入手出来ます。
このソフトで出来る事を理解するためには、まず入手サイトの解説記事をよくご確認下さい。
また、ソフトに付属しているUpconv.txtは必ず一読される事をお勧めします。
私はプリントアウトしました。

(1)高域補間しないでアップダウンコンバート、bit拡張のみする場合

スガラボットさんからご提供戴いたソフト等は高域補間が必要ないので、

hfe:高域の補間モードはCutoff(hfa0)を
出力モードはNoise shaping
音量維持をクリック

詳細の項目で
ビット拡張用の調整(ABE)はクリック
出力モード ディザレベルは「2」←ソフト開発者推奨

私はこのセッティングでご提供戴いた96kHz24Bitソフトを44.1kHz16Bitに変換しました。
CD音源から16bit→24bitの際はビット拡張用の調整(ABE)をクリックするのは有効ですが、
逆の24bit→16bitの場合にビット拡張用の調整(ABE)をクリックするのが適切かどうかちょっと自信はありません。

(2)高域補間モードを使用する場合
UPConvでは3種類の高域補間モードが用意されています。
私はまだOvertone EX(hfa3)しか試していませんが、
このモードは処理時間がものすごく遅くなります。4倍以上かかり、CD1枚が私のPCでは約一晩かかります。
この処理の間、CPU使用率はほぼ100%を維持し95%を下回る事はまずありません。
ノートパソコンの場合、この季節サーマルシャットダウンが心配となります。
私は扇風機の風をパソコン底部に当ててCPU部の冷却をしています。これはかなり効果的です。
また、パラメーターは多岐に渡り、設定には正直云ってかなり迷います。
そんなこんなで私もまだ自分好みのパラメーターを掴めていません。
ソフト開発者が推奨するモード、あるいは検証や効果確認に使われたと思われるモードが
Hfa2/3オプションのDefault,Preset02,03,04にプリセットデータとして登録されています。
が、ソフトの操作や再立ち上げ等で消え、Defaultの表示もなくなり、Preset01~10まで違う別のデータに置き換わってしまいます。
インストール後、即タイトル横の保存ボタンを押しても駄目でした。
2台目のwindows7パソコンにこのソフトをインストールした際にこの事に気付きました。
連絡済ですので次回バージョンアップ時にはあるいは対応されるかと思います。
もしデータが消えてしまったら、下記のデータを自分でプリセットしてみて下さい。(Default→Preset01に替わります)
Defaultが軽めの処理設定で、Preset03が全てのパラメーターを駆使した設定となっています。
まずはこのプリセットされたパラメーターでの設定をトライし、試聴を繰り返し自分なりのオリジナル設定を決められると良いのではないかと思います。
勿論、最初から自分なりのオリジナル設定をトライするのも何ら差し支えありません。

Upconv詳細
Hfa2/3オプション

Default  Sig1 Off / avgLineNx=3 / Sig1 Phase=-18 / Sig2 On / Sig2 Phase=-16 / ノイズブレンド=30%
Preset02 Sig1 On / avgLineNx=4 / Sig1 Phase=-8   / Sig2 On / Sig2 Phase=-6 / ノイズブレンド=0%
Preset03 Sig1 On / avgLineNx=8 / Sig1 Phase=-20 / Sig2 On / Sig2 Phase=-12 / ノイズブレンド=30%
Preset04 Sig1 On / avgLineNx=5 / Sig1 Phase=0   / Sig2 On / Sig2 Phase=0 / ノイズブレンド=0%


登録データが消えた場合、全てのデータが下記の表示になります。
Preset01~10

Preset01 Sig1 On / avgLineNx=4 / Sig1 Phase=-16 / Sig2 On / Sig2 Phase=-10 / ノイズブレンド=0%

高域補間モードを使用する一例ですが、
CDからの44.1kHz16BitWAVデータから高域補間した96kHz24BitWAVデータを作る場合は
hfe:高域の補間モードはOvertone EX(hfa3)を
出力モードはNoise shaping
音量維持をクリック
hfc=20000を入力。 これで高域20000Hz以上がカットされ、ここから上を高域補間します。

詳細の項目で
ビット拡張用の調整(ABE)はクリック
出力モード ディザレベルは「2」←ソフト開発者推奨

Upconv詳細
Hfa2/3オプション

上記、4点から選択、あるいは自分のオリジナル設定を入力してみて下さい。

これで「開始」ボタンを押せば、ソフトがスタートし演算処理後に高音質音源が出来上がります。

高域補間された音はチリチリ、シャリシャリと高音がきつく目立つのではないかと思われるかも知れませんが、
概して逆に芯はあるもののしっとりとした柔らかな高音となり、実に聴きやすくなります。
特にシンバルの音が柔らか且つ自然になりとても聴きやすいのです。
ボーカルの子音も同様の傾向が見られ、トータル的に高域補間した音はオリジナルCDを凌ぐと私は感じています。
アップサンプリング+ビット拡張+高域補間の3点セットが理想ですが、
iPod用にはアップサンプリング+高域補間の2点セットで私は試しています。
44.1kHz16BitWAV→48kHz16BitWAV+高域補間、これだけでも随分とグレードアップすると私は感じています。
なかには整数倍アップサンプリングに拘り、CD音源を176.4KHz/24Bitに変換して、SACDは不要と言いたい位の音質と絶賛されている方もおられます。
また、私はまだトライしていませんが、変換処理速度が更に遅くなるのもいとわず「オーバーサンプリング」処理を導入して変換時の精度向上を目指している方など様々ですね。
実に奥が深いソフトで今後のバージョンアップが楽しみですが、私もうまく利用させて戴き、CD音源をUpconv処理した高音質音源を楽しんでいきたいと願っています。

実は今日、Audinst HUD-mx1(Hi-Fi USB Audio DAC & Headphone Amplifier)を入手しました。
USB3.0対応DAC機器の発売はまだまだですが、M2TECH hiFaceを使わないで、安定した高音質音源の再生を楽しみたいと考えての事です。
結果は大変、満足しています。
私のシステムではなんと192kHz/24BitWAV音源も再生出来ました。
カタログスペックはMAX 96kHz/24Bitと記載されているので、これはとても嬉しい誤算です。
次回はこのAudinst HUD-mx1の使用レポートを報告させて戴きます。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。
No.14: Re^2: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました      レスする ←引用して返信
日時: 2010/07/12 22:31
名前: nu ID:tJM5IfdE

スガラボットさんこんにちは

> Audacity というフリーそうとで一旦元のファイルを読み込んだ後、WAV形式で再度書き出し

Audacityで書き出しを行うとハイビットレートの音源が自動的に低ビットレートにコンバートされるようで、何とかならないものかと思っていたところ、SoundEngineというフリーソフトを見つけました。ビットレートは元の音源のままでUSB AUDIOで再生できるようになりました。
バイナリエディタで見るとファイルの最後にSoundEngineの署名が付いてしまいますが再生音に影響は無いようです。
No.15: Re^3: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました   [No.14への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/07/12 23:21
名前: スガラボット◆60qPJWJ4hA ID:8StmPA8g メールを送信する
参照: http://vmorita.com/bbs/audio/forum.shtml

nu さん、こんばんは。スガラボットです。投稿ありがとうございます。

> Audacityで書き出しを行うとハイビットレートの音源が自動的に低ビットレートにコンバートされるようで、何とかならないものかと思っていたところ、……

僕が audacity で 2496 フォーマットのファイルを読み込んで再度書き出した WAV ファイルをPCで右クリックしてプロパティーを確認したところ、同じ 2496 フォーマットで書き出せておりました。ファイルサイズは数十バイトオーダで異なっているようですが、殆ど同じサイズとなっています。

audacity のデフォールト設定で何か相違があるのでしょうか? 何か分かりましたらまた報告をお願い致します。

No.16: Re^4: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました      レスする ←引用して返信
日時: 2010/07/12 23:59
名前: nu ID:tJM5IfdE

> audacity のデフォールト設定で何か相違があるのでしょうか? 何か分かりましたらまた報告をお願い致します。

すみません。説明が足りませんでした。Audacityは96kHz迄なら設定メニューでビットサイズまで指定して正しく書き出せるんですが、192kHzのものは自動的に44.1kHzに変換されて出てきてしまうという事でした。
何か手があるのかも知れませんが、Audacityを使い始めて日が浅いので。
No.17: Re^5: 24bit/96kHz で録音したバイオリンとピアノの演奏 「エルガー: 愛の挨拶」をアップしました   [No.16への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/07/13 10:06
名前: スガラボット◆60qPJWJ4hA ID:DXqDcID. メールを送信する
参照: http://vmorita.com/bbs/audio/forum.shtml

nu さん、こんにちは。

> すみません。説明が足りませんでした。Audacityは96kHz迄なら設定メニューでビットサイズまで指定して正しく書き出せるんですが、192kHzのものは自動的に44.1kHzに変換されて出てきてしまうという事でした。

分かりました。僕も audacity で 24/192 は経験が無いのでですがそういうことなんでしょうね。 SoundEngine は波形エディタ・ソフトの定番で、最近はあまり出番はありませんが僕も5年以上前からお世話になっております。あと、FFT 解析で有名な efu さんの ws 等は大変優れたフリーソフトだと思います。これで 2ch の録音再生なら 24/192 まで問題なくこなすことが出来ます。未だお使いでないようなら、是非導入されてはと思います。ただプレーヤソフトではないので、WAV書き出し機能はありませんけど…。

nuさんには、また楽しい投稿を期待しております。 では。

No.18: HUD-mx1について   [No.13への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/07/19 11:10
名前: カフェデTakeFive ID:hFu47AgQ

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ



前回、「HUD-mx1について満足しています。」と申し上げましたが、両手を挙げて万歳ではなく、試聴を繰り返す内に色々と課題も見えてきました。
もう少し、じっくりと確認して御報告すべきだったと反省しています。申し訳ありません。

HUD-mx1についての良い点

1.192kHz/24Bit/WAV音源が再生可能である。
カタログスペックが96kHz/24Bit/WAV音源でしたので、実にラッキーでした。
私が確認した5つの音楽プレヤーで唯一192kHz/24Bit/WAV音源が再生出来なかったのはFrieve Audio(v1.19)だけです。
M2TECH hiFaceでも同じ症状が発生していますので、HUD-mx1の課題ではないと私は思います。
症状は192kHz/24Bit/WAV音源再生のみ音がびびり、割れます。96kHz/24Bit/WAV音声は問題ありませんでした。
リサンプリング1の設定で「48kHz 出力周波数を固定」を選択すれば音は割れませんが、これだと音声は48kHzサンプリング出力のみとなってしまいます。

2.サイズが小さにもかかわらず、必要最低限の機能を有している。
DAC付き、しかもヘッドホーン出力も持っておりパソコンの側で直ぐにUSBオーディオが楽しめる。
しかもヘッドホーン端子は大小2種類用意されている。以外と変換アダプターの接触不良は多いですからこれは助かります。
私はリビングにある家族共用のwindows7パソコンでもヘッドフォーンでのUSBオーディオを今後は楽しみたいと思います。

HUD-mx1についての悪い点

1.ASIO出力が選択出来ないので、音質が悪い。

WinampでASIO4ALLが利用出来る記事に期待して購入したのですが、私の環境では残念ながらASIO4ALLでの再生は出来ず、下記の結果となりました。
http://d.hatena.ne.jp/skl/20100504/p1
私もUSBオーディオは発展途上の技術だと改めて痛感しています。
今の処、私はWinampは試していません。
これ以上、音楽プレーヤーを増やすのは止めようと思っていますので。

これの回避策は
(1)WASAPIを導入する。
但し、iTunes(9.2)では動作するようですが、
これ以外の音楽プレーヤーではどうなるか、またHUD-mx1ではどうなるか私はまだ試していないので判りません。
(私の場合、WASAPI設定はXPパソコンの為、不可でした。)
WASAPIについてはこちらを参照下さい。
http://dtm.newsblog.jp/archives/51416657.html

これ以外にONKYOの高品質音楽視聴ソフトPureSpaceを搭載したパソコンを購入するのもあるいはいいかも知れません。
http://onkyodirect.jp/pc/dc213/
ただ、私はこのPureSpaceがどのUSB機器にも対応するのか、どの音楽ソフトにも対応するのか、その辺りが定かでないので一概にお勧めは致しません。
HUD-mx1との相性も全く判りませんので、あくまでも自己責任でトライしてみて下さい。
ただ、このPureSpaceが今後どう発展するのか私は気になっています。
このPureSpaceはWindowsのサウンドミキサーをバイパスして音楽を再生するPDAP(Pure Direct Audio Path)という技術を利用したオーディオプレーヤーだそうで、
少なくともONKYOが推進しているHDオーディオ再生の要となるWindows Media Playerとはうまくマッチングが取れているみたいですね。

2.付属のACアダプタ使用の為か、音質が悪い。
これは今までの経験からも「音質が悪い要因」として十分に考えられる事で、早急に改善をしたいと思っています。
このACアダプタには色々と工夫されて、良い結果を得ておられる方もおられるので参考にします。

Sound Player Lilith (0.991b Final Retail→0.992 Test Release)
HUD-mx1で再生出来たサウンド出力モード
 DirectSound : Audist HUD-mx1
 Wavout : Audist HUD-mx1

foobar2000(v1.0)
HUD-mx1で再生出来たサウンド出力モード
 DS : Audist HUD-mx1

Frieve Audio(v1.19)
HUD-mx1で再生出来たサウンド出力モード
オーディオ出力 : 標準  
 標準ドライバ  : Audist HUD-mx1

Wave Spectra(v1.40)
HUD-mx1で再生出来たサウンド出力モード
ドライバ:MME 再生デバイス:Wave Mapper
ドライバ:MME 再生デバイス:Audist HUD-mx1
ドライバ:DirectSound 再生デバイス:プライマリ サウンド ドライブ
ドライバ:DirectSound 再生デバイス:Audist HUD-mx1

iTunes(9.2)
HUD-mx1で再生出来たサウンド出力モード
 オリジナルのまま
 (WASAPI設定はXPパソコンの為、不可)

こと音質だけから言うと、このHUD-mx1が2010SUMER ビジュアルグランプリ金賞受賞は納得出来ません。
が、必要最低限の全ての機能をこれだけのサイズに納めて、使い勝手が良い点では確かに魅力があります。
手元に置けば、ヘッドホーンだけでなく、オーディオ出力もHUD-mx1のボリュームで加減できる点も私は気に入っています。
欲を云えば、光デジタルアウトでなく、同軸ケーブルアウトであればM2TECH hiFaceと同様のDDCとしての比較検証出来たのにと残念に思っています。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。
No.19: Re: HUD-mx1について   [No.18への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/07/20 21:41
名前: カフェデTakeFive ID:IcFFbxAQ

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

前回、「ASIO出力が選択出来ないので、音質が悪い。」と申し上げましたが、本日、Sound Player Lilith でASIO出力の設定が出来ました。
単純な私の設定ミスでした。深くお詫びして訂正します。
ASIO4ALL v2.9の設定で「USBオーディオデバイス」を選択していなかっただけと判明しました。
「SoundMax Integrated Digital Audio」 →「USBオーディオデバイス」の変更です。

Sound Player Lilith (0.991b Final Retail→0.992 Test Release)
HUD-mx1で再生出来たサウンド出力モード
 DirectSound : Audist HUD-mx1
 Wavout : Audist HUD-mx1
 ASIO (Project9k) : ASIO4ALL v2

音質はまだ十分に聞き込んでいませんが、かなり向上していると思います。
それとAC電源アダプターの改善で更に高音質が望めると思いますので、更にトライします。

Winampですが、私は導入するつもりはありませんが、ASIO出力設定にはプラグインの導入も必要な様です。
こちらが参考になりそうです。
http://fishing-forum.org/jun/2007/01/winampasio.html

取り急ぎお知らせまで。
では、また。
No.20: Re^2: HUD-mx1について   [No.19への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/07/25 21:04
名前: カフェデTakeFive ID:WKvrZIHA

HUD-mx1について
スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

またHUD-mx1について進展がありましたので、お知らせします。
1.WindowsXPノートパソコンにてSound Player Lilithに続いてfoobar2000(v1.0)とFrieve Audio(v1.19)でもASIO4ALL設定出来ました。
今回ASIO4ALL設定をしていく中で初めて理解した事ですが、
ASIO4ALL設定の場合24bit_96kHzWAVサウンドまでしか対応しておらず、24bit_192kHzWAVサウンドのデジタル再生出力がUSB_OUTから取り出せていない事が判明しました。

foobar2000(v1.0)
HUD-mx1で再生出来たサウンド出力モード
 DS : Audist HUD-mx1
 ASIO :ASIO4ALL v2(ASIO Vitual Devices :ASIO4ALL v2)
foobar2000(v1.0)の場合、他のソフトと違って24bit_192kHzWAVサウンドは下記のエラーメッセージが出て再生しません。
Unrecoverable playback error: The ASIO device does not support specified sample rate (192000Hz); please configure resampler appropriately
foobar2000(v1.0)でのASIO4ALLの設定はこちらが参考になります。
http://d.hatena.ne.jp/garlic0823/20081016/p2
http://japannewss.wordpress.com/2009/11/08/asio4all-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E3%82%92foobar2000%E3%81%A7%E4%BD%BF%E3%81%86%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%80%81%E8%A8%AD%E5%AE%9A/

Frieve Audio(v1.19)
HUD-mx1で再生出来たサウンド出力モード
オーディオ出力 : 標準  
 標準ドライバ  : Audist HUD-mx1
 オーディオ出力=ASIO : 標準ドライバ=Audist HUD-mx1 :ASIOドライバ=ASIO4ALL v2 : 出力デバイスのアサイン=オーディオデバイス1 
ASIOの設定の際、使用周波数の176400,192000には絶対にチェックを入れない事
「出力デバイスのアサイン=オーディオデバイス1」を絶対に選択し入れる事
これで24bit_192kHzWAVサウンドも音が割れずに再生出来ます。但し、この時もPC出力は24bit_96kHzWAVサウンドになります。
同様にSound Player Lilith (0.991b Final Retail→0.992 Test Release)もASIO4ALL設定で24bit_192kHzWAVサウンドを再生出来ますが、PC出力は24bit_96kHzWAVサウンドになっている様です。

以上、初歩的な私の設定ミスもありましたが、何とかWindowsXPノートパソコンとHUD-mx1の組合せによるASIO4ALLの設定が三つの音楽プレーヤーで完了しました。
どのソフトも音が良いと評判ですので、ASIO4ALL設定のサウンドは聴き応えがあります。

次にASIO4ALL設定を止めて24bit_192kHzWAVサウンドを再生してもパソコンの中ではあたかも24bit_192kHzWAVサウンドを再生しているようでも、
これが必ずしも24bit_192kHzWAVサウンドのデジタル出力としてUSB_OUTから取り出せていないのではないかと云う疑問が湧いてきました。
それで、この三つの音楽プレーヤーをWindows7据置パソコンに入れて、下記の確認を行いました。

(1)WASAPI設定でiTunes以外にこの三つの音楽プレーヤーでも有効に働くかどうか。
(2)この三つの音楽プレーヤーでASIO4ALL設定が出来るかどうか。
(3)Windows7据置パソコンとHUD-mx1の接続に於いて、USB_OUTからHUD-mx1に対して24bit_192kHzWAVサウンドのデジタル信号出力が取り出せるか。

結果は惨憺たるもので、
(1)WASAPI設定が出来ない。
core2,core2duoでないと駄目と云う書き込みも散見されており、AMD AthlonⅡ搭載の我が家のWindows7据置パソコンは駄目なのかも知れません。
真偽は定かでなくこのように断定するのは早計ですが、WASAPI設定が出来ないのは正直がっかりでした。 
(2)ASIO4ALL設定ではうまく動作しない。
この三つの音楽プレーヤーで注意深くASIO4ALL設定を試みましたが、同じ不具合症状を呈します。
「再生がゆっくりとなり、音が歪む」
「HUD-mx1のインジケーターが接続完了時のオレンジと再生時のグリーンを速いスピードで切り替わる」
「パソコン画面右下のASIO4ALLミニアイコンが正常動作時はグリーンなのが、赤色のカラー表示となる」
Windows7ではASIO4ALL設定がうまく動作するケースとうまく動作しないケース、どちらもの書き込みもあります。
あるいはまだ設定し切れていない項目があるのかも知れません。
(3)Windows7据置パソコンとHUD-mx1の接続に於いては、USB_OUTからHUD-mx1に対して24bit_96kHzWAVサウンドまでの設定しか出来ない。
これはASIO4ALL設定でも、ASIO4ALL設定を外しても同じでした。
CPのコントロールパネル-サウンド-SPDIFインターフェース-サポートされている形式-サンプルレートが「96KHz」までとなっています。
またSPDIFインターフェース-詳細も「2チャンネル、24ビット、96000Hz(スタジオの音質)」までとなっています。
つまりこれはカタログスペック通りで、パソコン上で24bit_192kHzWAVサウンドが再生出来たとしても、パソコンからは24bit_96kHzデジタル出力までしか取り出せない事になります。
DVD Audioプレーヤーで96/192kHz DVD Audio ディスクを再生しても、デジタル出力は44.1/48kHzしか取り出せないと云うのによく似ています。
私が「192kHz/24Bit/WAV音源が再生可能である」と申し上げ、あたかもHUD-mx1までもが192kHz/24Bit/WAV音源を再生処理可能な機器と判断したのは明らかに誤りの様です。
WindowsXPノートパソコンでは、このコントロールパネル-サウンドでは確認が出来ませんでしたが、同様の事が考えられます。
「192kHz/24Bit/WAV音源が再生可能である」と申し上げたのはやはり誤りであり、PC出力=HUD-mx1 USB入力を考慮した内容でないとまずいと思いました。
ここで深くお詫びして、訂正させて戴きます。申し訳ありませんでした。
一体いつになれば、高音質192kHz/24Bit/WAV音源が再生可能となるUSBオーディオ環境が構築できるのか、
どちらかと云えば「発展途上」と云うよりも「退歩」となってしまった我が家のUSBオーディオ環境に今は愕然としています。
まあしかし、ならば今あるWindows7据置パソコンをUSBオーディオのメインに据える事はせず、WindowsXPノートパソコンをしばらく使い続け、
いずれ更新する際にはよく検討・吟味してから次期パソコンの選定をしようかと思います。
取り敢えず、スガラボットさんからご提供戴いた24bit_96kHzWAVサウンドまではきっちり再生出来る環境が整ったという風に、今は前向きに捉えたいと思います。
もうあとは、USB3.0で且つ192kHz/24Bit/WAV音源が再生可能な機器の発売まで待つ事にします。
市場は3D対応に明け暮れているのが理由かどうか判りませんが、USB3.0対応機器が遅れているように私には見えるのがちょっと気になりますが。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。
No.21: Re^4: M2TECH hiFace について   [No.8への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/07/26 17:16
名前: qilinaabc ID:bqifLq3. メールを送信する

DVDから素敵な動画画面をキャプチャーして、保存したいですか?では、4Media DVD画面キャプチャ Macを体験してみましょう。このDVDスクリーンキャプチャーfor MacはDVD映画それともDVDフォルダから画像を抽出して、静態形式(PEG、 PNG、GIF、BMPなど)とアニメのGIF形式、及びフラッシェ、HTMLページに保存する簡単な方法を提供します。

4Media Mac DVD画面キャプチャーはDVDフレームを抽出するように、バッチキャプチャーとシングルスナップショットを両方ともサポートします。さらに、特定の画像一覧で、プレビュー撮影した画像をプレビューするのが可能になります。すると、フレームによってより正確に写真を抽出することができます。4Media DVD画面キャプチャ Macを使って、お客様は好きなDVD画面を外れないで、次々と楽しめます。
http://www.mp4converter.jp/dvd-frame-capture-mac.html(/--)
No.22: Re: Upconv について   [No.13への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/08/15 21:13
名前: カフェデTakeFive ID:IN2R7XKU

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

Upconvがバージョンアップされました。
upconv0.4.0がこちらからダウンロードできます。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA018963/upconv_04x.htm

>upconv0.4.0は以下の機能に対応しました
>
>大きなファイルを分割、結合する機能
>スピーカー用の調整(実験中)
>2コア以上のマルチコア対応

前回、レポートした件は「プリセットファイルが正しく保存されない問題の修正」として対応戴いているようです。
私が確認した限り、Default表示も消える事はありませんでした。
演算処理スピードもアップされているようです。
今回、私が特に気になるupconv0.4.0の追加機能は「スピーカー用の調整(実験中)」です。
ICレコーダーや、PCのマイクが必要になりますが、スピーカーから出ている周波数特性を測定し、
そのデータから周波数特性を補正した内容での高域補間を併せて実施してくれる機能の様です。
詳細はUpconv.txtをご参照下さい。
うまく使いこなせたら、リスニングルームの欠点をも補った夢のリスニング環境が構築出来そうです。
但し、実験中との記載もあり、使いこなしには苦労するやも知れません。
ソフト開発者のコメントも併せて、掲載させて戴きます。

>この機能は実験中ですので、注意して使用してください(現在は高域がきんきんした感じになってしまいます)。

これとよく似た機能に対応したソフトがFrieve Audio(v1.19)で、「マイクを使った音響特性の自動測定機能」を持っています。
また、Frieve Audio のシュアウェア(3,200円)/ Frieve Audio M-Classでは
「直線位相FIRフィルタにより音響特性を補正する自動音響特性補正機能(M-Classのみ)を持っています。
こちらもほぼ同様の事ができるのかと私は勝手に推定しますが、
従来、グライコを使って自らが聴き比べしながら、手探りで行っていたオーディオルームの音響特性補正が
自動でしかも高域補間を含めた形で達成できるとは凄い時代を迎えたものだなと驚いています。

ただ、今の所、私は早く自分なりのオリジナルの高域補間モードを決定し、それに基づいてCD名盤の高域補間を本格的に始めるのが先決かと考えています。

少し、話は変わりますが、
CDが売り出され、CDの音質が決して良くないと気付いた時点からこの高域補間は様々な取り組みがなされて来たようです。
その最終形として、私はビクターが開発したエクステンドK2プロセシング(略称EX-K2)を高く評価していますし、今後もこの技術は生き残ると確信しています。
詳細はMJ2008年7月号「帯域拡張技術」の変遷(P84~93)でも紹介されています。
超音波成分を加算するのが目的でなく帯域制限前のアナログ信号に近づける演算処理をしたら、結果として超音波成分が付加されると云う仕組みだそうです。
なんと失われた高域スペクトラムの復元率は90%以上との事でこれはかなり期待が持てます。
ビクターの製品ではXP-DA999,XL-Z999EX,XV-D9000等にこの技術が導入されたと報告されています。
実はこのEX-K2の技術を導入したDAコンバーターが最近になって他社からも発売されています。
フェーズテックHD-7A(定価273,000円)です。MJ2010年4月号(P6~9)にその解説記事が掲載されています。
エクステンドK2 Ver.2プロセッサーJCV8009が採用され、44.1kHzや48kHzの16ビットデータを4倍にアップサンプリングして帯域拡張やビット拡張を行うそうです。
モードスイッチでOFF/K2(帯域拡張)16ビット/K2(帯域拡張)20ビットの3段階に切り替えられるそうです。
K2モードを選択すると、「CDからSACDのような臨場感あふれる迫真サウンドが再生されるのだ。」とライター柴崎氏の高い評価が記されています。
私も高音質音源が手軽に入手出来ない現状を打破する技術商品ではないかととても魅力を感じましたが、
ジッターレス伝送に力を入れたためかUSB入力もOPTICAL入力も96kHz24bitまでの対応としかなっておらず、今回は断念しました。
Upconvのような微調整は出来ませんが、気軽にしかも本格的な「帯域拡張技術」の恩恵を楽しめる製品として私は今後も注目したいと思います。

先日、ミュージックバードからPCMデジタル放送サービス中止の案内が届きました。
2011年7月31日でサービスが停止するそうです。
色々と理由はあるようですが、契約者の減少に歯止めがかからない事も一因のようです。
時代の流れでしょうか。致し方ありません。
ミュージックバードの音質向上の為、私はDAコンバーターの導入をしたり、光ケーブルを交換したりしました。
最新の音楽情報を入手出来る高音質デジタル放送システムとしていつも期待していただけに残念です。
あと1年ですが、ミュージックバードの放送をしっかり楽しみたいと思っています。

次回はSONYのヘッドホンMDR-SA5000のレポートをさせて戴きます。
SACD再生を意識して開発されたSONYの意欲作ですが、ほぼ3週間ほど使用しました。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。
No.23: SONYのヘッドホンMDR-SA5000について   [No.20への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/09/06 22:34
名前: カフェデTakeFive ID:pyALDSJY

SONYのヘッドホンMDR-SA5000について

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

お久し振りです。
今回はSONYのヘッドホンMDR-SA5000についての使用レポートです。
SACD再生を意識して開発されたSONYの意欲作で、高域周波数帯域がSACDの100KHzをクリアーしています。
もし24Bit/192KHzサンプリングであれば96kHzまで再生出来るオーディオ環境が必要となります。
ヘッドホンではSONY以外でこの帯域まで対応している製品がなく、今回は迷わずSONYを選択しました。

再生周波数帯域 5Hz~110kHz
インピーダンス 70 Ω
音圧感度 102 db ドライバ口径 50 mm
コード長 3.5 m 重量 260 g

アルミ塗装製のヘッドホンスタンドも付属しており、ヘッドホンも実に高級感が漂っています。
早速、HUD-mx1に接続して聴いたのですが、これがラジカセを聴いているようで、耳にうるさくて長く聴き続ける事が出来ません。
スガラボットさん提供の音源もバイオリンが耳に突き刺さる感じでした。
何が悪いのか、これはSONYのヘッドホンMDR-SA5000を選択したのが間違いだったのかと冷や汗ものでした。
他の機器に接続してみると、
SUNVALLEY SV-192Sに接続して、やっと落ち着いて音楽が聴けるようになりました。
ヤマハのプリアンプに接続するとやや硬くやはり物足りません。
ヤマハもオペアンプ4558が使われ、HUD-mx1もやはりオペアンプだけでヘッドホンを駆動しています。
その点、SUNVALLEY SV-192Sは電源もしっかりしており、ヘッドホン駆動回路も良いのだろうと思います。

それでHUD-mx1に対して次の改善を試みてみました。
(1)HUD-mx1のSW電源を自作アナログ電源に変更しました。
HUD-mx1のSW電源の無負荷での電源ノイズを確認すると、何とデジボルで3.9mVでオシロで0.35Vp-pのノコギリ波が観測されました。
これをLCπ型2段フィルター付きのアナログ電源にして0.11mV(100kHz LPF onで0.025mV)まで落ちました。
この自作アナログ電源で再度聴き直すと音が激変して、随分と聞きやすくなりました。音量を上げても本当にうるさく聞こえません。
スガラボットさん提供の音源でのバイオリンの音が実に聴きやすくなりました。
デジタル機器の電源に今は安易にSW電源が採用されていますが、これは絶対に止めて欲しいと私は改めて思いました。

(2)ヘッドホンアンプを新たに追加しました。
電源変更で劇的に音質が向上しましたが、まだまだ4万円以上するヘッドホンとして私は満足できません。
MJの2010/09月号にアキュフェーズ プリアンプC3800(\1,785,000)の紹介記事が載っていました。
ヘッドホンには14石ディスクリートパワーアンプが採用されていますが、これは回路もなく真似は出ません。
ライン出力はオペアンプNJM4580+4石バッファーが搭載されている構成と紹介されています。
オペアンプだけではやはり無理があるから、4石バッファーが搭載されているのでしょう。
だったら同じ事を自分もやればいいんだと思い色々と調べました。
4石バッファーはゲインが+1でダイヤモンドバッファー回路として巷で広く流用されています。
そして、こちらのサイトでオペアンプ+ダイヤモンドバッファー回路のヘッドホンアンプの記事を見つけ、これがキットで販売されている事を知りました。
早速購入して、このヘッドホンアンプを作成しました。

nabeの雑記帳
http://nabe.blog.abk.nu/op-dbuf
単4電池2本で小型化されており、オペアンプ+ダイアモンドバッファというシンプルな回路構成です。
委託先はこちらです。残り台数が少なくなっています。
Web Shop Bispa
http://bispa.co.jp/448
ポータブルヘッドホンアンプキット説明書はこちらです。
http://bispa.co.jp/pub/img/l/000/000448-03-Y0zil_u7Oq0Y5af1cqSKbA.pdf

小さいので、私の場合、制作はとても苦労しました。
ハンダも極力少なく、ハンダ面も低くしてリードは坊主になる位にカットしなければケースに収まりません。
熱に弱い部品も多く、銀入りハンダを使ってコテの温度も極力低くして作業しました。
実はまだ、前パネルの穴加工が出来ていません。
たぶん、これはとても苦労すると思います。
まずは画用紙のような厚紙で試作し、その寸法に基づき、前パネルの加工をするつもりです。

が、出てきた音は素晴らしく全く申し分ありません。
やっと、SONYのヘッドホンMDR-SA5000を完全に鳴らし切れる様になりました。
充電池2本とはとても思えません。
電源ノイズからも解放され、音は実に「純」そのものといった感じです。
ただ、ひたすら音楽のみに没頭できます。

今、一番気に入っている構成は次の通りです。
iPod Classic + オヤイデiPodドックケーブル「HPC-D3.5b」+ ポータブルヘッドホンアンプ + MDR-SA5000
音源はCDを48kHz/16BitにUpconvしたモノです。オリジナルよりも高域がよりクリアーになっていると私は思います。
音量は十分でMDR-SA5000もiPodヘッドホンもVRが10~11時位で充分鳴ります。
いずれは96KHzWAV音源のためにHUD-mx1の自作アナログ電源にも再チャレンジしてみますが、ヘッドホンアンプはこのポータブルヘッドホンアンプを使う予定です。

ただ、このポータブルヘッドホンアンプは使いこなしに若干注意が入ります。
1.ボツ音を避けるため、VRを下げて電源のON-OFFをすること
2.出力と入力が接近していますので、ミニ・標準変換アダプターは細いSONY PC-233Sを使って下さい。ギリギリですが何とか使えます。
3.電池消耗時は完全に使い切れる前に低音の音割れが出てきます。使い切れずに電池交換しますので充電器はリフレッシュ機能付きがいいと思います。
そうなると実はサンヨーしかありません。NC-TGR03です。(でも個人的には電池はパナソニックの方が好みです。)

今回、音の良いオペアンプ+ダイアモンドバッファというシンプルな回路と電池駆動にとても魅了されました。
これをプリアンプやメインアンプの前段に利用出来ないかと私は考えています。

自作は無理だという人に、選択肢としてこちらをご紹介します。
ダイアモンドバッファはあるいは採用していないかも知れませんが、Web Shop Bispaのオリジナル完成品が近々出るみたいです。
発売は10月~11月になりそうです。
http://bispa.co.jp/blog/85
以上、ここでご紹介した内容はあくまでも個人の感想であり、絶対ではありません。参考程度として下さい。
またキット購入等はあくまでも個人の判断と責任で御願い致します。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。
No.24: Re: SONYのヘッドホンMDR-SA5000について   [No.23への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/10/01 22:51
名前: カフェデTakeFive ID:fSmomYt2

SONYのヘッドホンMDR-SA5000について

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

お久し振りです。
今回はSONYのヘッドホンMDR-SA5000についての最終レポートです。
前回はヘッドホンを聞く環境整備に終始してしまいました。
肝心のSONYのヘッドホンMDR-SA5000についての評価が十分ではありませんでした。
比較できるヘッドホンを持っていないので、MDR-SA5000を使用した感想だけ報告します。
音はナチュラルで端正な音と云えそうです。
芳醇とか艶やかさとはあまり縁がないように思いました。
これは多分に「なべさんのポータブルヘッドホンアンプ」との組合せだからかも知れません。
でもスガラボットさんご提供のバイオリンの音色は更に名器らしさが伝わり、生演奏の良さを感じさせてくれました。
SACD再生や24Bit/192KHzサンプリングWAV音源再生を考えず、24Bit/96KHzサンプリングWAV音源までを考えれば、
高域は50kHzでも充分ですから、選択出来るヘッドホンはいくらでもあると思います。
もっとSONYに対抗するヘッドホンが出て欲しいと私は思います。
今、私はこのSONYのヘッドホンMDR-SA5000の音に満足しています。
ただ、一点気になる事があり改善をして欲しいと思っています。
フレームをヘッドパッドから最大に下げても私の耳を覆わないのです。
私は大男でもありませんが、ただ幾分福耳で耳たぶ付近だけが完全に被りません。
長さ調節機構にもう少し余裕が欲しいと思いました。今は10目盛ありますが、12目盛程度は欲しいです。
きっと困る人は他にもいると思うのですが、どうでしょうか。海外では更に増えると思うのですが。

さて、「なべさんのポータブルヘッドホンアンプ」の音の良さはバッテリドライブにもあると私は思いました。
また今MJ誌ではバッテリドライブ化した金田式アンプの記事が連続して出ています。
MJ8,9月号ではバッテリードライブの金田式パワーアンプ、MJ10月号では同じくプリアンプの製作記事が紹介されています。
私もこのバッテリードライブの記事に触発されてこんな事をトライしてみました。
USB-DACのSW電源を自作アナログ電源に置き換えても、三端子レギなどに頼る限り、どうしても電源ノイズが残ります。
それでUSB-DAC "HUD-mx1"にはDC15Vが必要ですが、7.4V6600mAhのリチュウムイオン電池を2本
オンキヨーのUSB-iPodドッ"HD-S1" にはDC5Vが必要ですが、Ni-H充電池Panasonicエボルタ単3を4本で、
バッテリードライブを今試しています。
10/1にPanasonicからエボルタの新製品が出ています。単3Ni-H充電池はHHR-3MV5です。私は迷わずこれにしました。
継ぎ足し充電も可となっているようで、リフレッシュ機能付き充電器に固執する必要はないかも知れません。
さて、バッテリードライブ化した両機からは電源ノイズから解放されて、その音が激変しました。
バッテリドライブなんて「柔」でしかも「ひ弱」な音と思っていましたが、特に力強い低音が印象的で圧巻です。
MJ9月号の金田氏の感想は決して嘘ではありません。
私はそれを今回のUSB-DACのバッテリドライブで実感しました。
処で7.4V6600mAhのリチュウムイオン電池はSONYの互換バッテリーとして売られている中国製でした。
めちゃ安いのですが、その分、品質が心配です。一応、アマゾンに出店されているお店で買いましたが。
それで友人にその話をした処、下記のアドバイスがありました。

>互換バッテリーは価格が安いので私も使っていますが、日本製のセルを使用している互換バッテリーを購入することにしています。
>よく利用しているのは、ロワジャパンの通販です。

金田式アンプでも私とは違う別の中国製バッテリーを使っている記事があり、その製品よりも容量が大きく安いのでついつい手を出しました。
これは完全に失敗ですね。
ロワジャパンの通販ではNP-F960互換バッテリーでSANYOとPANASONICのセルを使用している2種類の互換バッテリーがありました。
価格は2倍位になりますが、それでもオリジナルSONYの純正品よりも安いです。
それと7.2Vと7.4Vと2種類の電圧のモノが市場には出回っていますが、電圧の低い7.2Vが新しいタイプの電池セルのようです。
私が買ったのは残念ながら、7.4Vでした。
使用回数が少なく早く駄目になる事は覚悟して、次回はロワジャパン製の互換バッテリーを必ず購入しようと思います。

下記の説明がロワジャパンNP-F960互換バッテリーの処にありました。ご参考までに。
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■もし予備バッテリーをお捜しなら、必ず日本セルで生産のバッテリーを買いましょう。
また、リチウムイオン電池も他の電池同様、充電、放電を繰り返すと、徐々に容量は減っていきます。
日本セルはサイクル寿命が長い充放電を繰り返すサイクル特性は500回以上可能です(中国セル300回)。
使い方によっては1000回以上も可能です。一般的には500回の充放電の後、初期の容量の80%程度になります。
■大事なシャッターチャンスを逃さないためにも、予備として頼れるバッテリーを選ばれることをお薦めいたします。
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いい音を目指して、次は金田式アンプにトライ出来たら、更に音は激変するでしょうね。
実は終段のパワーTR 2SD388を私は持っています。
音の悪いと云われているひょうたん型の2SD388Aもあります。
バッテリドライブだったら、2SD388Aも音の劣化がなく活かせるかも知れないとつい考えてしまいます。
でも、他のTR等の部品集めが大変なので、未だに踏ん切りが付きません。

最後にこのUSB機器のバッテリードライブ化は当然製品の使用範囲外の事になりますので、故障しても当然製品保証は期待できません。
また、USB機器本体だけでなく、コンピューターをも破壊する可能性も否定できません。御注意下さい。
もし仮にトライされる場合はあくまでも自己責任で御願い致します。常に電圧チェック等が肝要かと思います。

コンピューター制御されたバッテリードライブのAV機器が市販されたらいいですね。
でも昔、バッテリドライブのプリアンプかメインアンプがあったような気がします。
テクニクスとマランツでした。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。
No.25: パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について   [No.24への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/10/11 08:22
名前: カフェデTakeFive ID:WpVNSj/.

パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について&HUD-mx1の最終使用レポート

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

前回、USB-DACのバッテリードライブについてお知らせしました。
そのバッテリーに今回は日本セルを使用したロワジャパンの互換バッテリーでなく、パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41購入に至った顛末と
USB-DAC "HUD-mx1"の最終使用レポートを御報告させて戴きます。

前回USB-DAC "HUD-mx1"には中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAh×2本を使用した事をお知らせしましたが、
その充電器はロワジャパン製の2種類の充電器を購入しました。
(1)SONY NP-FM50. QM71. F550. 750. 960 の モバイルチャージャー
NP-FM50-AC1 価格\1,290(送料込み、アマゾンでも購入可)
(2)ロワジャパン 組合せ式の充電器(送料込み、ロワジャパンでのみ購入可)
  12V1A SW電源 AC-1     1,000円
  充電器ベース AV       1,150円
専用プレート NP-F960-PL    500円(合計2,650円)
私はこの専用プレートを余分に2個購入し、これを二つに分解し、端子部の方を利用してバッテリーの電源取り出し用ジグとしました。
(金田式アンプではバッテリー端子に直接リード線をハンダ付けしているようですが。)
充電器との兼ね合いも考慮すると、この電源取り出し方法はうまくいったと私は思っています。
この電源取り出し用ジグを見栄え良くシャーシ等に固定する事も考えましたが、保持用のネジが細く、またプレートと電池の間の隙間はどうしても残ります。
それならば単純に布ゴム等で保持する方が確実と考え、敢えてケースには収めていません。
今はその布ゴム等の保持もしていませんが特に接続部が外れやすい等の不安はありません。
実はLi-ionバッテリー導入で一番悩むのがこの電源取り出し方法ではないでしょうか。
(1)の充電器で、購入した中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAhを充電すると初期電圧が8Vくらいあり、
おそらく30%程度の軽い充電済だったと思いますが、それでも充電時間が6.5時間、もう一つは7時間以上費やしました。
使い切りの過放電前の電池であれば、更に時間が長くなりそうです。
だからと云って、予備バッテリーを買って満充電で保存するのはNi-MH電池と違ってLi-ionバッテリーでは御法度です。
また、費用も嵩みます。
予備バッテリーは持たず、高速充電対応するのが一番望ましいように思います。
私の今後の計画等も考慮し14.4Vタイプで、日本セルで価格がリーズナブルである事、電源取り出し方法が簡便で費用が安い事、
そして急速充電が可能で充電器の費用が安い事などで調べてました。
ロワジャパンでは14.4.VタイプLi-ionバッテリーが色々とあります。
E-80S-SA 14,900 円 (SANYO Li-ion 14.4V 6900mAh)
E-80S-PA-107 28,800 円 (SANYO Li-ion 14.4V 10700mAh)
E-90S-LCD   29,800 円 (SANYO Li-ion 14.4V 10400mAh)
充電器はソニー対応で
BP-L90A-AC2 ACアダプター機能付2チャンネル順次急速充電器  価格 18,800 円
充電制御方式:定電流・定電圧(Li-Ion)
●充電電流:16.8V 2A●保護タイマー:約300分
今回はまだバッテリードライブアンプではなく、バッテリードライブUSB-DACなので、容量は少なくてもOKです。
また、BP-L90A-AC2では充電時間もかなり費やす事になりそうですし、何よりも電源取り出しの術が見当たりませんでした。

それで、私が選んだのはロワジャパンではなく、パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)です。
プロ向け電動工具は日立、リョービ、マキタ等も有名ですが、バッテリーの大容量タイプではパナソニック電工が業界トップで3.1Ah定格容量です。
EZ9L41をインターネットで検索すると14.4V 3.3Ahとまだ公称容量で表示されている所もありますが、
2010.8 Panasonic電動工具総合カタログのトップには<表示変更のおしらせ>があります。

>欧州電池指令に対応し、電池パックの容量表示を[公称容量]から[定格容量]表示に変更いたします。
>対象品番:EZ9L41,EZ9L61,EZ9L81(3.3Ah→3.1Ah)

私が購入したEZ9L41にはまだ3.3Ahの表示がされたままでしたが、既に3.1Ah表示に切り替わった製品も出回っている事でしょう。
カタログには3.1Ah表示の製品の写真が掲載されています。中身や性能等は全く変わらず、表示変更だけですのでお間違いなく。

私はこちらのお店で全て購入しました。
マルハンズ MULHANDZ
http://mulhandz.net/
(1)パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)
私は7,800円で購入しましたが、今は8,800円になっています。
また、7,800円に戻りました。(10/11追記)
http://mulhandz.net/index.cgi?mode=item_view&no=SALE-EZ9L41
バッテリー単品ではこちらが安いです。こちらも併せてご紹介します。7,777円です。
http://item.rakuten.co.jp/kirakubu/10008278/
(2)EZ0L81 パナソニック 充電器 リチウムイオンバッテリーチャージャー
http://mulhandz.net/index.cgi?mode=item_view&no=59Pa-EZ0L81
台数限定!4,800円となっていたので、私は急いで買いました。
なべさんの低電圧ヘッドホンアンプの際は予想が外れて、在庫切れの後すぐに補充されましたがこちらはどうでしょうか。
充電時間は2段階充電方式でEZ9L41の場合、実用充電完了約19分、フル充電完了約38分となっています。
実は納品時にパナ電工電動工具の製品カタログと「マルハンズ新聞」(DMチラシ広告)も同封されていて、
2010年10月セールのお知らせ とあり、
EZ0L81 新型充電器   約76% OFF 3,800円
EZ9L41 14.4Vバッテリー 約58% OFF 7,800円
と製品が紹介されていました。
今現在のインターネット表示価格とはかなり開きがありますね。
責任は負えませんが、ダメ元で価格交渉してみるのも一手かも知れません。
この2点はセットばらし品か何かで、取説、保証書はありませんでした。
(3)パナソニック工事用充電ライト EZ3740(定価:3,885円(税込)→特価:2,380円(税込))
http://mulhandz.net/index.cgi?mode=item_view&no=Pa-EZ3740
これは「電源取り出し用ジグ」として使う為に購入しました。私の苦肉の策です。
その為の加工は困難を極めますし、製品保証対象外になりますので、どうぞ御注意下さい。
あくまでも自己責任で御願い致します。
私の加工方法は一旦充電ライトを分解し端子部に新たに太いリード線を追加ハンダ付けし、そのリード線をボディーに穴を開けて取り出し、別売のDCジャックにハンダ付けしました。
クセノン球の部分で電源を取り出せばもっと簡単ですが、そこまでの線が細い事、途中に電子回路が組み込まれていて、電圧低下時に動作すると電圧が更に急減するので止めました。
首振りの所のリード線処理が実に大変で難しく、細いリード線が傷だらけとなり、いつ断線してもおかしくない状態になりました。なのでお薦めは致しません。
一応これで電源を取り出しつつ、ライトも動作させる事も出来ます。通常はライトがオフで外部に電源を取り出すようにします。
太いリード線を外に引き出さず、スマートにコネクタをボディに固定する事も考えましたが、電源部の接点増加は望ましくないので敢えてリード線を引き出しました。
これで電源に関する接点は電池の部分とUSB-DAC "HUD-mx1"の2箇所のみと最少となりました。
USB-DAC "HUD-mx1"の小型機器の隣にサイズの大きなパナソニック工事用充電ライト EZ3740を置くのは異様な感じを受けましたが、今は慣れてこれも面白いと思っています。
「いい音の為とは云え、よくここまでやるな。」といささか自嘲気味でもあります。
きっと失笑を買うだろうとは思いますが、ここにご紹介します。

こうして2種類のLi-ionバッテリードライブ環境が整いました。
さてUSB-DAC "HUD-mx1"の最終使用レポートですが、結論、バッテリードライブUSB-DAC "HUD-mx1"は申し分ありません。
パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41の方では電源の接点が減った事もあり、更に音がクリアーになったように思います。
試しにライト(クセノン球14.4V 0.55A)を点灯させても電圧は0.1~0.2V程度しか落ちません。
これは驚きました。バッテリーの内部抵抗はかなり低いモノと思われます。音の良さにも当然影響していると思います。
"HUD-mx1"のヘッドホンの音は実に柔らかく、優しい音がして魅力的となりました。
ただ、音が幾分拡がり気味で定位が甘くなる傾向がみられます。
それで私は、"HUD-mx1"+なべさんの低電圧ヘッドホンアンプを接続して聴くようにしました。
定位もシャープに決まり、スガラボットさんご提供の曲からは楽器の生めかしさ、倍音の美しさが感じられます。
また、ボーカルもナチュラルで聴きやすくなり、なべさんの低電圧ヘッドホンアンプ追加の方が私は気に入っています。
この"HUD-mx1"+なべさんの低電圧ヘッドホンアンプをUSB3.0機器が出揃うまでのメインに据えるつもりです。
あと、バッテリーの電圧ですが、
中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAh×2 では満充電時16.8V
パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41     では満充電時17.0V でした。
本体にはDC12-15Vと記載されておりますので、電圧が15Vを下がるのは問題ありませんが、
高くなる方では付属のSW電源のDC出力が16.0Vでしたので、上記の値は何とか許容範囲ではと勝手に考えていますが、
既に製品の保証範囲外の使用になっている事にはなります。くれぐれも御注意下さい。
なので、製品保証・無償修理は期待できません。あくまでも自己責任での対応をよろしく御願い致します。

私が最近気に入っているボーカルチェックCDはG2-10046"Live At Blues Alley"の12曲目"What A Wonderful World"です。
「Eva Cassidy エヴァ・キャシディ」もっと注目されても良いヴーカリストだと思います。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000009PO2/ref=pd_luc_mri?ie=UTF8&m=A2EYVADUQ1MM5
[Import, from US]が安くてお薦めです。

またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。
No.26: Re: パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について   [No.25への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/10/17 15:16
名前: カフェデTakeFive ID:QxA/vnZ2

パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について(2)

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

前回、パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)購入についてお知らせしましたが、
こちらの方でも3点全て入手可能でかなり安い事が判りました。
ご参考までにお知らせします。
電動工具の購入も考えておられるであれば、日立、マキタ等も充分選択肢に入ると思います。
良く吟味して、お選び下さい。
あくまでも自己責任で御願い致します。
あるいはもっと安い所もあるかも知れませんが、この「木らく部」で3点かなり安く入手出来そうです。
私も購入時はもっと調べれば良かったと反省しています。

木らく部
(1)パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)
前回もご紹介しましたが、7,777円です。
http://item.rakuten.co.jp/kirakubu/10008278/
(2)EZ0L81 パナソニック 充電器 リチウムイオンバッテリーチャージャー
3,800円には届きませんが、4,800円よりは安いです。4,179円です。
http://item.rakuten.co.jp/kirakubu/10015025/
(3)パナソニック工事用充電ライト EZ3740(定価:3,885円(税込)→特価:2,000円(税込))
http://item.rakuten.co.jp/kirakubu/10020139/

10/17 追記
パナソニック工事用充電ライト EZ3740は税込みだと→特価:2,100円(税込)が正しいです。
お詫びして訂正します。
私は充電ライト EZ3740 2号機は「木らく部」で購入しました。
この2台のパナソニック工事用充電ライト EZ3740 + Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)で、
±15V用の電源を完成させる予定です。

では、また。
No.27: Re^2: パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について   [No.26への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2010/10/22 19:22
名前: カフェデTakeFive ID:NeLgd85E

パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について(3)

スガラボットさん、USBオーディオに関心のある皆様へ

今回はパナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41の最終使用レポートを御報告させて戴きます。

充電ライト EZ3740 2号機の改造も終わりました。やはり苦労します。
でも、これで±15V用の電源が完成した事になります。

さて中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAh×2本とパナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41を導入して
ほぼ両者の特長と気になる点が明確になってきました。

(A)フル充電時間の比較

中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAhは残念ながら、品番、生産国等の表示がなく、こう呼称するしか方法がありません。
こちらを使用していて、過放電にしてしまったらしく電圧が0Vになっている事に気づき、あわてて充電を開始しました。
0→100%の充電時間が気になっていたので、併せて測定しました。
充電器は前回もお知らせした通り、ロワジャパン製の2種類の充電器です。
充電器ベース AVの中身を確認した処、回路はICや数多くの抵抗等もあります。
金田式の12V SW電源+抵抗のような簡便な物ではなさそうです。

(1)SONY NP-FM50. QM71. F550. 750. 960 の モバイルチャージャー
NP-FM50-AC1 価格\1,290(送料込み、アマゾンでも購入可)
(2)ロワジャパン 組合せ式の充電器(送料込み、ロワジャパンでのみ購入可)
  12V1A SW電源 AC-1     1,000円
  充電器ベース AV       1,150円
専用プレート NP-F960-PL    500円(合計2,650円)

が、結果は(1)で15時間以上(正確には眠くて測定出来ませんでした)また(2)で約14時間でした。
正直云ってこれでは使えないと思います。がっかりしました。
電圧は各々測定していませんが、前回のフル充電時2個で16.8Vが今回は17.2Vとなりました。
この電圧ではひょっとして過充電になってはいないかと心配にもなりました。

一方パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41の場合、パナソニック 急速充電器EZ0L81でフル充電38分ですし、常にフル充電の電圧は17.0V一定です。
充電効率(私が勝手に考えた概念ですが、充電効率=充電された総電力量Wh/充電に要した総電力量Wh×100%)も
中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAh+ロワジャパン製の2種類の充電器では充電電流が流れ回路がいつまでも熱く、極端に悪そうに感じました。
とてもエコ充電とは云えない気がしました。(EZ9L41は充電池の容量48Whの表示があります。)
NP-F960/970の専用充電器を利用してもやはり一晩位は必要なのでしょうか。

(B)音質の比較

これはあくまでも個人の感想であり、USB-DAC "HUD-mx1"との接続で感じただけで他の機器でも同じかどうかは定かではありません。
なので絶対ではありませんので、そのつもりでお読み下さい。
最初、私もなかなか気付きませんでしたが、交互に電源を交換して聴いてみると明らかに音が違うので大変驚いた次第です。
内部抵抗の低いLi-ionバッテリーで音質差が生じるとは信じられませんでした。
しかも容量差がありますので、当然中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAの方が余裕もあり、音も良いと私は思っていました。
しかし結果は逆で、パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41の方が音が良いのです。
中国製NP-F960/970互換バッテリー 7.4V6600mAでは、音が優しく、ボーカルも自然で良いのですが、音域が低音にシフトして籠もったような音で、楽器の音色も冴えません。
一方パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41の場合は音域が拡がり、ボーカル、楽器がよりクリアーに冴え渡り、聴いていてほっとさせられます。
公正さを保つために、接続ケーブルの種類、長さ、そして、接点クリーナーでの清掃も試みましたが、それなりの改善は感じられるのですが、根本的には変わりありませんでした。
金田式のように接点をハンダ付けすれば、あるいはもっと変わるのかも知れませんが、これは試していません。
それで実にアバウト(テスター)で簡便な方法ですが、バッテリーの内部抵抗を測定し比較してみました。
電源取り出し用に利用している充電ライト EZ3740をON-OFFして電圧差を測定し、充電ライト(クセノン球14.4V 0.55A)の電流で計算しました。

中国製NP-F960/970互換バッテリー      ( 7.4V6600mAh×2) 0.3V/0.55A=0.545Ω
パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41 (14.4V 3.1A )   0.1V/0.55A=0.182Ω

ざくっと、3倍の開きがあります。
これがそのまま音質差として影響したとは思いませんが、
かと云って、バッテリーは電源供給ばかりでなくキャパシタCの働きもあり、もしESR 等価直列抵抗の大小ととらえた場合、要因として全く否定も出来ないかと思います。

今回、確認出来た内容からもパナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41の選択と導入は間違っていなかったと私は思います。
あと、サイクル寿命についての記載や説明がなかったので、直接「お客様ご相談センター」に問い合わせました。
従来のパナソニック電動工具で使われるNi-MH電池で約500回、Li-ionバッテリーEZ9L41シリーズはその約2倍の1000回位になりますとの回答でした。
使用回数を含めたコストパーフォーマンスもかなり高い事が判り、これも安心しました。
またカタログでは従来のマンガン系リチウム電池に比べ、
内部抵抗の少ないコバルト系となり、より大きな出力が取り出せ、温度が上がりにくいので熱による寿命劣化が少ないと解説されています。

良い事ずくめで喜んでいますが、一点御注意して戴きたい事があります。
パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41でも過放電には充分に御注意下さい。
パナソニック工事用充電ライト EZ3740では「電池切れが判る お知らせ機能付き」となっています。

>電圧が低下すると減光し、本体後部LEDランプが点滅して電池切れを予告。
>不意に消える前に電池パックが交換できます。
>(カットオフ設定電圧まで低下した時には自動消灯します。)

それでLEDランプが点滅して電池切れを予告する電圧を確認した処、14.4Vでした。
つまり、Li-ionバッテリーEZ9L41は17.0V-14.4Vまでが使用出来る電圧範囲となります。
私は知らずに放置して、5Vまで過放電してしまい、慌てて充電しましたがこれが簡単に充電出来ませんでした。
グリーンとオレンジのランプが同時点滅します。取説を見ると

>「充電不可」電池パックの故障→別の電池パックに交換して下さい。

まだ、殆ど使用していないのにもう故障とは困ったと正直焦りました。
仕方なく何度もバッテリーを充電器から抜き差しすると
(1)「充電中」(グリーンの点灯)→(2)「充電不可」(グリーンとオレンジの同時点滅)を繰り返し、
少しずつ(1)「充電中」の時間が増え、正規の充電を開始するようになりました。
その時の電圧が7V位でした。
なので7V以下の過放電にすると充電を拒否されるようです。
御注意下さい。
5Vでは10回程度の抜き差しで回避出来ましたが、0Vではどうなるでしょうか。
これは何とか充電器側で回避モードを選択出来るようにして欲しいと私は思いました。

また希望としては容量を1.5倍、2倍にUPしたバッテリーがシリーズ化されて金田式バッテリードライブアンプにも使えるようになると嬉しいですね。
今のままだと片チャンネルずつのモノラルアンプにしないと使用出来ないかと思います。

Li-ionバッテリーは使い方を誤ると怖いと云うイメージがありますが、今まで2種類のLi-ionバッテリーを使った限りではそんな不安はありませんでした。
ただ、今回の機器加工や使用方法は製品保証の対象外ですので、自己責任で充分に注意した上でチャレンジしてみて下さい。

ロワジャパンで買い物したら、こんな内容もメールにありました。
Li-ionバッテリーの使い方として参考にして下さい。
転載禁止等は記されていないので、大丈夫と思います。
ロワジャパンさん、有り難うございます。

>★★ロワ太郎のバッテリ使用習慣★★★
>        
>×)バッテリーが届いてから、そのまま放置
>◎)バッテリーが到着後、すぐに満充電をし、普通の使用で残量が空になるまで使用、その後、再度満充電。
>  この充放電の繰り返しを3回~5回する。
>
>×)旅行や運動会などの使用機会がないので引き出しに長期間保管
>◎)二週間に一度は取り出し、ご使用なさるのがベストです。
>  1ヶ月以上使用しない場合はバッテリーの性能維持の為に、30~40%程度の充電残量状態で本体から取り外し、冷暗所に保管してください
>
>×)オリジナル(純正品)を使い切ってからロワのバッテリーを予備で使用
>◎)オリジナルとロワのバッテリーをお持ちの場合は、交互で使用すること。
> バッテリーは長期間使用しないと、バッテリー内の化学反応がなくなる可能性があります。
>
>×)バッテリーをカメラに入れたままで保管
>◎)バッテリーを本体に取り付けておきますと、本体の電源が切れた状態でも少しずつ放電されます。
>  この状態が長期間(数ヶ月以上)続くとバッテリーが過放電状態になり、性能が劣化する可能性があります。
>
>×)車の中にそのまま置くこと
>◎)炎天下の閉め切った車内など湿度の高い場所でバッテリーを保管しますと、劣化が進み、膨張などの危険があります。
>  バッテリーは10~30℃の場所で保管して下さい。
>
>×)旅行前夜、寝る前にベットのそばのコンセントに充電器を差し、不安定な場所で、寝ている間に充電
>◎)周りに何もないところで、状況を確認しながら充電してください
> 万が一、ご使用方法の誤りによってバッテリの落下、温度の高い場所での保存等で発熱、発火が起きた場合、火災になる恐れがあります
>
>×)商品の調子がおかしい?自分で修理加工してみる
>◎)商品を分解、加工した場合、保証対象外となり、また危険が起きる可能性もございますので、まず弊社にご連絡ください


またまた、長文・駄文のiPodオヤジでした。
では、また。

10/22追記
パナソニック工事用充電ライト EZ3740に引き続き、Li-ionバッテリーEZ9L41も「木らく部」で追加分を購入しました。
こちらは表示が最新の14.4V 3.1Aのシールが貼られていました。
どうせなら、最新の表示で安い方が良いですね。
「木らく部」をお薦めしますが、もっと安い所があるかも知れません。

では、また。
No.28: Re^3: パナソニック電工 Li-ionバッテリーEZ9L41(14.4V 3.1Ah定格容量)について   [No.27への返信]     レスする ←引用して返信
日時: 2016/03/05 15:59
名前: 博美 ID:F41759Is
参照: http://www.senmontokei.com

思い当たるのは カーネル・ストリーミングモードというのが 出力フォーマットは 44.1kHz で 32bit 設定になっている点ですね。それでこれを 16bit にして見たのですが、やはり違う。カーネル・ストリーミングモードって中身を弄っているんじゃないの???
No.29: Re: HUD-mx1について      レスする ←引用して返信
日時: 2016/11/10 15:49
名前: イシイ オトワ ID:gs38TzmM
参照: http://www.jptokeiok.com/

(1)SONY NP-FM50. QM71. F550. 750. 960 の モバイルチャージャー
NP-FM50-AC1 価格\1,290(送料込み、アマゾンでも購入可)
(2)ロワジャパン 組合せ式の充電器(送料込み、ロワジャパンでのみ購入可)
  12V1A SW電源 AC-1     1,000円
  充電器ベース AV       1,150円
専用プレート NP-F960-PL    500円(合計2,650円)

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